白梅学園 授業概要(シラバス)2012
サブタイトル フランス語 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 外国語IIB 市橋 明典 後期 演習
◆授業科目の目的◆
 前期の「外国語ⅡA・仏語」で身につけた知識と表現力を磨き、フランス語とその文化にたいする理解を深めます。身近なトピックからスタートし、新聞などを読む力を身につけます。コミュニケーション能力を高めるビデオ教材を用い、日常生活に必要なことを表現します。最終的にはフランス語を確実に話せるようにします。
◆授業科目の到達目標◆
 近年、ビジネスの現場などでは、ユニークな資格を持つことがキャリアを大きく左右します。その一つにフランス語検定も含まれます。 授業では、将来それぞれの分野で活用できる語学力を磨き、一年間で「文部科学省後援実用フランス語技能検定試験4級」以上のレベルを目指します。 この二年目の段階を踏めば、実際に使えるフランス語の世界が見えてきます。確かなステップアップをしましょう。
◆授業の概要(テーマ)◆
 実践的なコミュニケーション能力を養うべく、文法の学習やロールプレイングによる会話練習のほか、映像・シャンソンなどを用いて語彙の補完につとめます。また、教科書で紹介される各地方の観光スポット、料理、芸術、文化に触れ、フランスの社会について学びます。
◆授業計画と授業内容◆
1.「Soldes(バーゲン)の季節」 ―― フランス語で計算する/比較級・最上級の復習、衣服とショッピングの表現
2.パリの名所めぐり ―― 物事を表す名称/名詞の語彙補完、代名動詞及び命令法の使用
3.フランス人の娯楽、映画について ―― 仏語で計画を立てる、希望を述べる/単純未来形の使用、仮定の表現
4.フランスの風土 ―― その地理と気候/非人称構文、近接未来形と単純未来形の使い分け
5.一日のスケジュール ―― 自分の生活をフランス語で語る/時間の表現、否定の様々な形
6.パリと地方の風景 ―― ある事柄について意見を述べる、比較する/言葉のリズムとイントネーション
7.世界の仏語 ―― 発音をみなおす/条件法の使い途
8.過去の想い出について語る ―― 子供時代とフランスのバカンス/複合過去形の応用
9.フランス語でメールを書いてみよう ―― 簡単な作文の練習/半過去形の解説及び用例
10.フランスの歴史と現在 ―― 半過去形と複合過去形、使い方の考察
11.「パリ祭」(ニュース映像) ―― 仏作文における語順の問題
12.フランス文学を知ろう ―― 接続法現在形の解説
13.手紙の書き方 ―― 接続法過去形の使用について
14.仏語検定3、4級の解説と練習
15.これまでの学習のまとめ、フリートーキング

準備学習のアドバイス  外国語は声に出して発音してこそ身につきます。授業では積極的に発言していくことを期待します。 各課の予習・おさらいをきちんと行なえば必ず上達します。実践してみましょう。 長いスパンで考えれば、フランス語は 将来 各分野で役立つと同時に、人生を必ず豊かなものにしてくれます。楽しく一緒に学びましょう
成績評価方法と評価基準  基本的には、期末の試験は行わず、小テストの結果、課題へのモティベーション等を総合的に判断します。 学習を通して受講生が各々将来の目標に役立つ「何か」をつかんでくれることに主眼を置きます。
テキスト 藤田裕二 他著 『新・東京 ― パリ、初飛行』(駿河台出版社)
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