◆授業科目の目的◆
生活支援に必要な介護の技術を学ぶ。
介護は、身体的、精神的な障害があるために日常生活に支障がある人に対して、その人がその人らしい生活が出来るよう支援する活動である。生活支援技術はその目的に基づき、その課題を解決するための知識技術を学ぶことが必要である。
|
◆授業科目の到達目標◆
１．生活支援の基本的な技術が理解できる。
２．生活支援に必要な介護の技術を身につけることができる。
３．様々な介護場面で利用者に援助が展開できることを目指す。
|
◆授業の概要（テーマ）◆
生活支援に必要な介護の技術をその根拠に基づいた基礎的な知識を学ぶ。具体的な技術の方法は、利用者の自立、安全安楽に配慮したものでなければならない。利用者の人権を尊重しつつ、介護関係を用いて介護が展開できるよう、学習と演習を連動させ学ぶ。
|
◆授業計画と授業内容◆
| １. | オリエンテーション 介護の技術演習の受け方 実習室の使用法 |
| ２. | 自立に向けた環境の整備1 総論 |
| ３. | 自立に向けた環境の整備2 寝具の衛生管理 |
| ４. | 自立に向けた環境の整備3 ベッドメイキング |
| ５. | 自立に向けた環境の整備4 ベッドメイキング |
| ６. | 自立に向けた環境の整備5 シーツ交換 |
| ７. | 自立に向けた身支度の介護1 総論 |
| ８. | 自立に向けた身支度の介護2 衣類着脱の介護 |
| ９. | 自立に向けた身支度の介護3 衣類着脱の介護 |
| 10. | 自立に向けた身支度の介護4 身支度 整容 |
| 11. | 自立に向けた移動の介護1 総論 |
| 12. | 自立に向けた移動の介護2 ベッド上での移動 |
| 13. | 自立に向けた移動の介護3 ベッド上での移動 |
| 14. | 自立に向けた移動の介護4 ベッド上での安定 |
| 15. | 自立に向けた移動の介護5 ベッド、車いすなどとの移乗 |
|
| 準備学習のアドバイス |
介護の技術を身につけるためには、繰り返し練習することが必要です。授業時間だけでなく、自由時間も活用し練習しましょう。
授業で疑問に思ったこと、理解できなかったことなどは図書館などで調べるなど自己学習をしましょう。 |
| 成績評価方法と評価基準 |
テスト（６０％）、レポート（３０％）、授業の出席、態度、参加度など（１０％） |
| テキスト |
新・介護福祉士養成講座７『生活支援技術Ⅱ』中央法規出版
『日常生活における介護技術 Ⅰ』（配布する） |
| 連絡先（メールアドレス） |
nisikata@shiraume.ac.jp |