白梅学園 授業概要(シラバス)2012
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 生活支援技術VII 高林 眞理 前期 講義
◆授業科目の目的◆
利用者がその人らしく生きるための生活の質を高める援助方法についての理論と方法を理解する。
心地よい居住空間を確保するための音楽の効用および体を動かすことによる爽快感、生活活性化をはかる
家庭内の役割や支援方法について学ぶ。
利用者の残存機能の活用及びICF理論に基づく応用方法を学ぶ。

◆授業科目の到達目標◆
高齢者を支える社会資源の利用法、他領域との連携方法について学ぶ。
生きがい対策余暇活用の方法を習得する。
高齢者や障がい者の通所施設や入居施設、在宅ケアなどで音楽を活用した実践活動を企画運営する方法を
学ぶ。

◆授業の概要(テーマ)◆
音楽のもつ不思議な力は、人間の心に直接働きかけ、様々な感情を呼び起こすことが出来ます。 
高齢者や障がい者を介護する場で音楽を活用するために必要な理論の習得や基礎技能の実践を行い
ます。多岐のジャンルに渡る音楽や歌を声・楽器・身体で表現する方法を学びます。

◆授業計画と授業内容◆
1.オリエンテーション  自分にとっての音楽の考察
2.音楽が人間に及ぼす影響について
3.音楽が活用されている場について
4.「なじみの音楽・歌」とは
5.「なじみの音楽・歌」の背景について
6.言葉のリズムについて
7.季節や行事等の歌の考察
8.音楽活動で利用する楽器の紹介と奏法
9.楽器を使った歌唱とは
10.動きを伴う歌唱とは
11.歌唱に合わせた動きの創作 簡易ハンドベル演習
12.歌唱に合わせた動きの発表 簡易ハンドベル演習
13.記録・評価を含む音楽活動プログラムとは 簡易ハンドベル演習
14.対象者に添った音楽とは  簡易ハンドベル演習
15.まとめ グループワークの発表

準備学習のアドバイス 高齢者のなじみの曲を歌いますので、歌い慣れる機会を多くもつように
しましょう。
対象者の文化的背景を理解するために明治以降の歴史を調べる自己学習も
必要です。
成績評価方法と評価基準 平常点(出席・態度・学習意欲)50% 課題提出30% 表現発表20%
テキスト 「キラッと歌って」 共同音楽出版社
「キラッと歌って2」共同音楽出版社
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