◆授業科目の目的◆
相談援助においてコミュニケーション技術の取得は不可欠であるが、コミュニケーションというと、ど うしても会話によるコミュニケーションをイメージしてしまう。ところが、私たちはかなりの部分非言語的な方法でコミュニケーションを 行っている。本演習では、プログラム活動に焦点を当て、学生自身によるプレゼンテーションを通して非言語的なコミュニケーション技法 を身につけることを目的とする。
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◆授業科目の到達目標◆
授業において取り上げられたさまざまなプログラム活動に触れることによって、言語のみによらないコミュニケーション法の多様性を理解し、その相談援助場面におけるベーシックな技法を身につけることができるようにする。
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◆授業の概要(テーマ)◆
本演習では、相談援助の基盤となるコミュニケーション技術の取得がテーマである。 そのために、まず講師がいくつかの具体例についてプレゼンテーションを行う。次いで、学生が受け身で授業に出席するのではなく、主体的に参加することを企図し、少人数グループによるプレゼンテーションを取り入れたり、学生自らが体験的な学習ができるように構成する。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | コースオリエンテーション&アイスブレーキング(講師紹介・他己紹介) |
2. | 自己理解&他者理解(CMP・私は誰?) |
3. | 発問&傾聴(人間コピー) |
4. | グループ分け&テーマ設定 |
5. | コミュニケーション(聴覚障害の場合Sopund & Fury) |
6. | プレゼンテーション・グループ作業 |
7. | プレゼンテーション・グループ作業 |
8. | プレゼンテーション#1 |
9. | プレゼンテーション#2 |
10. | プレゼンテーション#3 |
11. | プレゼンテーション#4 |
12. | プレゼンテーション#5 |
13. | コミュニケーション(視覚障害の場合 Animal Therapy) |
14. | イメージ(未来への旅・夏の旅) |
15. | まとめ |
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準備学習のアドバイス |
言語以外によるコミュニケーションの方法は多様でであるが、それらは日常生活の中にごく普通に存在する。それらを相談援助場面で応用できるように、意義や目的を体系化する習慣を身につけるように努める。 |
成績評価方法と評価基準 |
評価法と 評価基準:授業への参加&貢献度(50%)とプレゼンテーションの内容(50%) |
テキスト |
特にない。必要に応じてプリントを配付する。 |
連絡先(メールアドレス) |
ezbr@sta.att.ne.jp |