◆授業科目の目的◆
介護福祉士として認知症に関する基礎的知識を習得し、認知症のある人の体験や意思表示が困難な特性を理解し、認知症介護の在り方を考える力をつけることを目的とします。
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◆授業科目の到達目標◆
1、認知症を取り巻く状況を知る 2、医学的側面からみた認知症の基礎知識を学ぶ 3、認知症に伴う心と身体の変化と生活を知る 4、認知症ケアの在り方を考える
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◆授業の概要(テーマ)◆
根拠のある認知症介護を実践するために、介護の専門職として自覚的に認知症に関する基礎的知識を習得したい。そのために視聴覚教材などから具体的な学びます。また、知識を確実に身につけるために授業中に小テストを行います。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 認知症ケアの歴史と認知症ケアの理念 |
2. | 認知症高齢者の現状と今後 認知症に関する行政の方針と施策 |
3. | 認知症による障害① |
4. | 認知症による障害② |
5. | 認知症と間違えられやすい症状 |
6. | 認知症の原因となる疾患① |
7. | 認知症の原因となる疾患② |
8. | 認知症の原因となる疾患③ |
9. | 若年性認知症 |
10. | 検査・治療の実際 |
11. | 認知症の人の特徴的な心理・行動① |
12. | 認知症の人の特徴的な心理・行動② |
13. | 認知症の人の特徴的な心理・行動③ |
14. | 試験 |
15. | まとめ |
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準備学習のアドバイス |
介護実習で認知症のある利用者に出会ったことと思います。どのような時に安心した表情が見られましたか?どのような時に不穏になりましたか?認知症のある方のQOLは環境に大きな影響を受けています。人的環境のキーマンは介護福祉士ともいえます。認知症介護の質を高めるために常に学びましょう。 |
テキスト |
新・介護福祉士養成講座12 認知症の理解 中央法規出版 |