◆授業科目の目的◆
子どもの保健Ⅰ、Ⅱでの学習をもとに、保育所、幼稚園、児童施設や学校など子どもとかかわる現場で子どもの発育、発達、健康状態を実際に評価し体調の変化を把握し、病気の看護、事故時の対応や予防が速やかにできるよう、心の通った技術を習得させる。
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◆授業科目の到達目標◆
子どもの発育、発達、健康状態を評価する方法を身につける。 子どもの体調の変化に対応して、看護する方法を身につける。 子どもの事故やけがの対応と予防する方法を身につける。
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◆授業の概要(テーマ)◆
3組に分かれ3人の担当教員の授業を交代で履修する。 子どもの模型人形などを用いて子どもの保健の実際を実習する。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 子どもの発育の測定方法と評価 |
2. | 子どもの発達と評価、発達にあった保育環境づくり |
3. | 慢性疾患児の養護の仕方 |
4. | 子どもの養護と保清の仕方 |
5. | 子どもの健康状態の観察 |
6. | 子どもに多い症状と看護 |
7. | 日常生活でよくおこる外傷の手当て |
8. | バイタルサインの意義と測定方法、環境衛生 |
9. | 子どもの事故に対する安全管理、安全教育、危機管理 |
10. | 子どもに多発する事故に対する応急処置の意義と方法 |
11. | 症状にあった体位及び運搬法、消毒法、救急箱の内容と使用法 |
12. | 災害・事故時の精神保健、保育者の健康管理、関係機関との連携 |
13. | 実習のまとめ1 |
14. | 実習のまとめ2 |
15. | 筆記試験 |
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準備学習のアドバイス |
子どもの保健Ⅰ・Ⅱの復習を行っておくこと。 実習授業後は教科書の課題に目を通すこと。 |
成績評価方法と評価基準 |
筆記試験、授業中に提出するレポート、平常点を3人の教員がそれぞれに評価し総合的に判断して最終評価とする。 |
テキスト |
小林美由紀ほか:子どもの保健演習ノート:診断と治療社 |
連絡先(メールアドレス) |
sekiya@shiraume.ac.jp |