白梅学園 授業概要(シラバス)2012
サブタイトル 現代の家庭支援 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 家族支援論 加藤 邦子 前期 講義
◆授業科目の目的◆
1.現代家族の問題について,幼稚園や保育の現場に即して捉えられるようになる。
2.少子高齢化社会において,社会的育児の意義を理解し、専門家としての役割を理解できる。
3.家庭支援に関する基礎知識を身につけ,専門的技術を習得する

◆授業科目の到達目標◆
1.家庭支援に携わるために,家族にかかわる問題と関連させながら理解を深める
2.子育て支援の現状を踏まえ,対象者と信頼関係を築くことができる

◆授業の概要(テーマ)◆
1.教科書・新聞記事を用いて,家庭支援の理解を深め,現状と課題を学ぶ
2.子育て支援の具体的事例をとりあげ,家族をとりまく状況とその支援を理解できるようにする
3.用いられる用語,支援の構造が理解できるように,課題を課する

◆授業計画と授業内容◆
1.ガイダンス:シラバスの紹介、自己紹介、家庭支援の意義と必要性
2.子育ての難しい状況を理解する
3.少子高齢化社会と家族の課題(1)
4.少子高齢化社会と家族の課題(2)
5.結婚と夫婦
6.子どもと家族
7.子どもの成長と家族
8.親子関係:情緒的つながり
9.家族の関係形成
10.親子関係から仲間関係へ
11.子どもの社会化と社会的育児
12.保育現場における家庭支援(1)育児不安
13.保育現場における家庭支援(2)虐待
14.世界から学ぶ家庭支援
15.これからの家庭支援

準備学習のアドバイス 1.親子をとりあげた新聞記事などに注目し、現代の家庭や子育てについて考える機会を増やすこと。
2.教科書を熟読すること(予習・復習)
3.教科書を活用すること(わからない用語は線を引き、意味を調べる)
成績評価方法と評価基準 授業態度30% 小テストの評価30% 課題提出と内容評価40%
テキスト 土谷みち子著 「家庭支援論」青踏社,を購入すること
必ず持ってくること
連絡先(メールアドレス) kato@kyowa-u.ac.jp
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