◆授業科目の目的◆
保育者は「子どもの主体的な活動を大切にし、乳幼児期にふさわしい体験が得られるように遊びを通して総合的に保育を行うこと」が重要とされる。遊びや生活体験を通して子どもが発達することについて理解を深め、子ども1人ひとりの姿から「育ち」を的確に把握する力の育成を目指す。
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◆授業科目の到達目標◆
1.乳幼児期の子どもにとって主体的活動である「遊び」の重要性を理解する。 2.保育現場における具体的な遊び場面から「遊びを通しての総合的な保育」の意味と重要性を理解する。 3.遊びを分析的に捉える方法について理解し、具体的な遊びの姿から子どもの「育ち」を的確に把握する力を養う。
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◆授業の概要(テーマ)◆
およそ、以下の項目に沿って授業をすすめる。 配付資料による講義だけでなく、VTR視聴なども取り入れる。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 子どもにとって「遊び」とは何か 保育における遊びの役割 |
2. | 「遊び」の理論 |
3. | 乳幼児の発達と遊び |
4. | 遊びをとおして学ぶこと① |
5. | 遊びをとおして学ぶこと② |
6. | 子どもの生活と遊びの展開 |
7. | 遊びを支える保育者の役割 |
8. | 現代の遊びと環境 |
9. | 保育現場における遊びの展開とその援助①乳児期 |
10. | 保育現場における遊びの展開とその援助②幼児期 |
11. | 地域における子育て支援活動における遊び |
12. | 遊びを分析的に捉える方法① |
13. | 遊びを分析的に捉える方法② |
14. | 発達評価の方法と意義 |
15. | 発達評価の実際 |
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準備学習のアドバイス |
授業内容の理解を深めるために、自分自身の幼少期の体験や実習等での体験が役立ちます。 すでに学んだことや、自分自身の感性と意識的に関連づけながら学んでください。 |
成績評価方法と評価基準 |
出席状況、小レポート、期末試験による総合評価 |
連絡先(メールアドレス) |
komatsu@shiraume.ac.jp |