白梅学園 授業概要(シラバス)2012
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 図画工作 花原 幹夫 前期 演習
◆授業科目の目的◆
子どもの遊びと造形表現(えがく・つくる)に関する基本的な知識や技能を身につけ、それらに関する様々な活動を通して、保育者として、えがく・つくることの楽しさを体験しながら、保育実践の中で取り扱う教材などの知識や技術を習得することを目的とします。
◆授業科目の到達目標◆
1.保育の内容を理解し、子どもの遊びを豊かに展開するために必要な知識や技術を習得する。
2.子どもの造形表現に関する知識や技術を習得する。
3.子どもの造形表現に関する教材等の活用や作成、環境構成や活動を展開していくための技術を習得する。

◆授業の概要(テーマ)◆
子どもの発達と、子どもの造形表現(えがく・つくる)に関する知識や技術を学び、同時に身近な自然物や身近なもの(紙や空き箱、粘土等)を使って遊ぶ・飾るなどの実技演習を中心に行いながら、
『楽しく』学んでいきます。個人での表現の楽しさだけでなく、仲間との協同の表現の楽しさも学んでいきます。

◆授業計画と授業内容◆
1.子どもの造形表現(えがく・つくる)がより楽しく、より豊かになるための基本について
2.基本的な素材とその使い方について(紙素材等について)
3.基本的な素材とその使い方について(空き箱素材等について)
4.基本的な素材とその使い方について(粘土等について)
5.基本的な道具とその使い方について(ハサミ等について)
6.基本的なえがく材料とその使い方について(ペン・絵の具等について①)
7.基本的なえがく材料とその使い方について(ペン・絵の具等について②)
8.基本的な接着材料と接着方法について(のり・テープ等について)
9.子どもの「えがく・つくる」の発達について
10.人や動物、モノを「えがく・つくる」基本について
11.「えがく・つくる」と「遊び」の関係について(飛ばして遊ぶ等)
12.「えがく・つくる」と「遊び・演じる」ことの関係について(つくって演じる①)
13.「えがく・つくる」と「遊び・演じる」ことの関係について(つくって演じる②)
14.「えがく・つくる」と「物語」の関係について(絵本をつくる等)
15.まとめ

準備学習のアドバイス 「えがく・つくる」には、上手・下手は関係ありません。
まずは、「楽しむ」ことがだいじなポイントです。
子どもの気持ちになって楽しんでください。
事後学習としては、毎回の授業中で学んだことをもう一度振り返りながら、その授業で学んだ内容をファイルにまとめておいてください。
成績評価方法と評価基準 「授業の出欠席と遅刻状況」、「授業態度」、「授業内容を一冊のファイルにまとめたもの(ポートフォリオ形式)」の3点をもとにして、総合的に評価します。
テキスト 特に使用しません。
連絡先(メールアドレス) 研究室:E棟208研究室 電子メール:hanabara@shiraume.ac.jp
関連科目 「保育内容 表現」(2年前期)、「子どもの造形と遊び」(2年後期)