白梅学園 授業概要(シラバス)2012
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 音楽I(ピアノ) 大沼覚子・小西千鶴・関裕子・平さわ・冨士素子・松本宏子・野村真理子 前後期 演習
◆授業科目の目的◆
身近な自然環境やものの音や音色、人の声や楽器等音楽に親しむ経験を通し、子どもの発達と音楽表現に関する基礎的な知識と技術を習得する。さらに音楽表現活動に係る教材等を活用し、子どもの遊びを豊かに展開するための技術を習得する。
◆授業科目の到達目標◆
ピアノに関する技術を習得する。
子どもの音楽表現を豊かに展開するために必要な知識と技術を習得する。

◆授業の概要(テーマ)◆
 「音楽Ⅰ」90分間の授業の内、45分間を「ピアノ」の学習とする。
 ピアノの技能は、初学者、経験者によって差がみられるため、個別指導を基本とする。指導の際には、ⅠからⅥまでの「グレード」に分け、各学生の能力に応じた指導を行っている。そのため、授業内容は各学生によって多少異なるけれども、以下に標準的な授業計画を示す。

◆授業計画と授業内容◆
1.オリエンテーション16.イ短調音階とカデンツ
2.右手ト音記号の練習17.ヘ長調音階とカデンツ
3.左手へ音記号の練習18.持続音の練習
4.八分音符の練習19.ニ短調音階とカデンツ
5.タイと付点4分音符20.変ロ長調音階とカデンツ
6.スタッカートの練習21.ト短調音階とカデンツ
7.三連音符の練習22.変ホ長調音階とカデンツ
8.指をくぐらせる練習23.半音階、《ワルツ》
9.ハ長調音階とカデンツ24.いろいろな調の練習
10.ト長調音階とカデンツ25.アルペッジョの練習曲
11.ニ長調音階とカデンツ26.《おべんとう》伴奏法
12.イ長調音階とカデンツ27.後期音楽実技試験課題曲の指導
13.前期音楽実技試験28.後期音楽実技試験
14.前期総括29.「園の一日」伴奏法
15.前期総括30.総括

準備学習のアドバイス  事前学習として、簡単な楽譜に親しんでおいてください。
 事後学習としては、2年次の「音楽Ⅱ」では、弾き歌いを学習します。そのため、1年次の春休みには、幼児曲の伴奏の課題を数曲課しますので、練習しておいてください。
成績評価方法と評価基準  毎時間の取り組みと音楽実技試験で評価。Ⅲグレード以上修了すること。単位取得に必要な出席時数は、授業時数の3分の2以上。素点50点満点(30点以上合格)。基礎理論・声楽の素点と合計し評価。
テキスト 『やさしくたのしいピアノメソード改訂版』(鷲見五郎、共同音楽出版社)
『子どものうた楽譜集』(秋山治子、小学館)『バイエルピアノ教則本』
連絡先(メールアドレス) E210研究室 suzukis@shiraume.ac.jp
関連科目 「音楽Ⅱ」