◆授業科目の目的◆
小学校への英語活動導入にともない、小学校での英語活動はどうあるべきかまたどうすべきかを実践的に学び、現場に行って使えるような準備を行う。
|
◆授業科目の到達目標◆
小学校の英語活動とは何かを理解し、教室において小学校の子ども達を前にして授業が組み立てられるようになる。また一定の英語表現を使って自分の思いを語ることができるようにする。基本的には小学生が英語を楽しめるための様々な手立てを学び、学生自身が英語を楽しめるようにする。
|
◆授業の概要(テーマ)◆
まずは小学校における英語の授業について、歴史や学習指導要領上の位置づけを学ぶ。英語の内容としては英字新聞の記事や歌などを基本に、英語を楽しく学ぶツールとして音楽や映像を授業に取り入れ、英語を総合的に学ぶようにする。後半は英語をテーマで学んでいく手法を実際に授業案などの作成を行う。最後に振り返りを行い、小学校における英語の授業への不安などに答えていく。
|
◆授業計画と授業内容◆
1. | 小学生の理解と英語指導法(瀧口) |
2. | 小学生を取り巻く環境と英語指導あゆみ(瀧口) |
3. | 小学校英語授業と支援者(瀧口) |
4. | 小学校英語の実践を学ぶ①(瀧口) |
5. | 小学校英語の実践を学ぶ②(瀧口) |
6. | 小学校英語の実践を学ぶ③(瀧口) |
7. | 学習指導要領と国際理解教育を結ぶテーマ別英語学習—実践例「人権教育」(町田) |
8. | テーマを重視した外国語活動の構成要素—実践例「平和教育」(町田) |
9. | 外国語活動を充実させるアクティビティのあり方—実践例「異文化理解」(町田) |
10. | 文科省発行の英語ノートの創造的な使い方—実践例「環境教育」(町田) |
11. | 年間カリキュラムの構想と、授業案の作成方法(町田) |
12. | 課題授業案の発表、その質疑応答と評価1(町田) |
13. | 課題授業案の発表、その質疑応答と評価2(町田) |
14. | 諸外国における小学校英語から学ぶ① |
15. | 諸外国における小学校英語から学ぶ② |
|
準備学習のアドバイス |
外国語は常に使っていないと忘れるものであり、毎日短時間であっても英語に触れる機会を持ってほしい。とりわけ自分の関心のある分野であれば、内容的にもより深く理解できるし、学んだ結果が外国語力となって生きていく。英語は世界中で通じる言語であり、今まで培ってきた力を積極的に活用してほしい。 |
成績評価方法と評価基準 |
英語を学ぶことが楽しい、英語が分かるということを目標に授業をすすめるので、普段の学習状況などの平常点(出欠、予習、質問、意見発表など)とレポートで行うことを原則とするが、必要に応じてテストを行う。 |
連絡先(メールアドレス) |
takiguti@shiraume.ac.jp |