白梅学園 授業概要(シラバス)2011
サブタイトル 「幼児体育と小学校体育」基礎編 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 体育I 有川 いずみ〔前半期〕・増田 修治〔後半期〕 前期 演習
◆授業科目の目的◆
体力をつけると共に、幼児保育に必要なリズム感あふれる身体づくりをめざす。また、豊かな創造性の育成をはかると共に、人前で発表できる力を育てる。また、小学校体育で必要な身体運動や実技通して、基本的な知識と技能を習得し、自ら動ける身体を作る。具体的な実技を通して様々な運動のコツを理解し、小学校教育における体育授業の実技指導の方法を知る。
◆授業科目の到達目標◆
①リズムにのって、全身を使ったダイナミックな表現ができる身体をつくる
②豊かな創造性を育て、人前で発表できる力をつける
③小学校教育に必要は基礎的な技能と指導法を身につける。
④自分ができるようになることを通して、子どもたちにとって「できる」ということの意味を理解する。

◆授業の概要(テーマ)◆
幼児体育と小学校体育の基礎的なことを中心に学ぶこととします。体育は、子どもにとって大好きな教科の一つである。その教科の楽しさを子どもたちに伝えられる力を身につけるようにして欲しい。そのための具体的な方法等をていねいに教えていきたい。
◆授業計画と授業内容◆
1.ガイダンス、幼児の体育の目標・春を踊ろう(教室・校庭)
2.エクササイズ、リズムで遊ぼう・いっしょに遊ぼう(Ⅰ)
3.エクササイズ、リズムで遊ぼう・いっしょに遊ぼう(Ⅱ)
4.エクササイズ ・ 創作活動
5.実技テスト(エクササイズ)
6.イメージから創造へ スケッチいろいろ・お話いろいろ(Ⅰ)
7.イメージから創造へ スケッチいろいろ・お話いろいろ(Ⅱ)
8.運動会につながる表現遊び 発表
9.・オリエンテーションとグループ分け ・ビデオ視聴 ・縄跳びの実技
10.・体ほぐしの運動 ・力試しの運動 ・輪を使っての運動 ・縄跳び実技と指導法 ・グループでのなわとび集団演技(打ち合わせ)
11.・鉄棒運動(さか上がり、膝掛け上がり、膝掛け回り等)・組み合わせ技
12.・跳び箱運動(踏み越し跳び、開脚跳び、台上前転、かかえ込み跳び)
13.・なわとびのグループ演技の発表 ・折り返しリレー
14.・ゴール型ゲーム(ラインサッカー、フットサル)
15.・授業展開の練習(ゴール型ゲーム)

準備学習のアドバイス  この授業をきっかけとして、みんなで助け合いながら運動が出来るようになっていくことの意義を知って欲しい。自分が苦手なものにも取り組み、体育のおもしろさを深めるようにして欲しい。 体育のできる服装、体育館履き、なわとび(短縄)、フエ、筆記用具を用意する。髪はしばること。忌引きなどやむを得ない場合でも欠席となるので、やむを得ない理由の場合には必ず理由をメモ等で提出する。
成績評価方法と評価基準 出席点及び学習態度、実技テスト等の総合で評価する。1回から8回までを100点満点で評価し、9回目から15回目までを100点満点で評価したのち、その平均点で評価する。
テキスト テキストはないが、「体育館履き」「筆記用具」「なわとび」と「フエ」を用意しておくこと。
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