白梅学園 授業概要(シラバス)2011
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 子どもの音楽の世界 鈴木 慎一朗 後期 演習
◆授業科目の目的◆
授業科目の目的は、子どもの歌の創作や音楽劇の発表を通して、創造力や表現力を広げるとともに、保育実践において必要な知識や技能を習得することである。
◆授業科目の到達目標◆
子どもの音楽的発達について理解する。
子どもの歌を創作する。
音楽劇の発表を通して、多様な表現方法を習得する。
音楽劇の指導・援助の方法について理解し、保育者に求められる実践的な力を習得する。

◆授業の概要(テーマ)◆
 前半は、子どもの歌の創作、後半は、『くるみ割り人形』のお話に基づいた音楽劇の発表に取り組みます。幼児にとって楽しめる内容ということを意識しながら、創作し、表現を広げていきます。
 ピアノ等の経験は問いません。作曲をするとはいっても、基礎から丁寧に指導していきます。

◆授業計画と授業内容◆
1.オリエンテーション
2.子どもの音楽的表現を観察して
3.子どもの歌の音楽的特徴
4.子どもの歌の作詞
5.子どもの歌の作曲
6.絵本『くるみ割り人形』を読んで
7.バレエ『くるみ割り人形』を鑑賞して
8.『くるみ割り人形』のイメージを広げて
9.場面ごとのお話づくり
10.場面ごとの音づくり
11.場面ごとの動きづくり
12.場面ごとの衣装・小道具づくり
13.発表会に向けて
14.発表会
15.発表会を振り返って

準備学習のアドバイス  事前学習として、様々な音楽に親しんでおいてください。
 事後学習として、行事における音楽表現の在り方を多様な角度から検討してみてください。
成績評価方法と評価基準  毎時間の取り組み(発表会を含む)と課題で評価。単位取得に必要な出席時数は、授業時数の3分の2以上。
テキスト 『実践しながら学ぶ子どもの音楽表現』(石井玲子、保育出版社、2009年)
連絡先(メールアドレス) E210研究室 suzukis@shiraume.ac.jp
関連科目 「保育内容 表現」