白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 音楽 鈴木 慎一朗・小西 千鶴・長永 理恵・富士 素子・松本 宏子・野澤 さやか 前期 演習
◆授業科目の目的◆
 音楽的体験は子どもの感性に直接働きかけ、生きる喜びを抱かせ心の余裕を育てる。子どもが音楽に親しみ、歌を歌ったり、簡単なリズム楽器を使ったりする楽しさを味わえるかどうかは、指導者の感性と音楽能力にかかわっている。

◆授業科目の到達目標◆
 本授業では、幼稚園教諭・小学校教諭として最低限求められる音楽的基礎力を習得できるようにすることを到達目標とする。音楽に関する基礎的な知識と技能の習得を図ることにより、幼稚園における音楽実践の力を確保したい。

◆授業の概要(テーマ)◆
 子どもの音楽活動について理解し、それらの内容を指導するために必要な音楽に関する基礎的な知識と技能を習得し、音楽性豊かな表現の能力を養う。具体的には、教科書の共通教材や子どもに愛唱されている教材の歌唱指導や伴奏の在り方に重点を置いて学習を進める。
なお、90分間の授業の内、45分間を声楽を中心とした内容、45分間をピアノを中心とした内容とする。


◆授業計画と授業内容◆
1.オリエンテーション
2.楽典
3.「園の一日」
4.伴奏法:コード・ネーム
5.発声法
6.『コールユーブンゲン』
7.ハ長調の歌唱教材《かたつむり》《春がきた》
8.ハ長調の歌唱教材《夕やけこやけ》《虫の声》
9.イ短調の歌唱教材《はる なつ あき ふゆ》
10.ヘ長調の歌唱教材《こいのぼり》《もみじ》
11.ヘ長調の歌唱教材《こいのぼり》《もみじ》
12.ニ短調の歌唱教材《風のとおり道》
13.音程
14.実技試験
15.楽器遊び


◆事前・事後学習のアドバイス◆
 事前学習として、健康に気を付けてください。特に授業の前日は早く寝てください。また、毎日、ピアノを弾く習慣を身に付けてください。
 事後学習として、実習や就職試験等に向け、音楽の学習を継続していってください。


◆成績評価方法と評価基準◆
 毎時間の取り組みと実技試験で評価。単位取得に必要な出席時数は、授業時数の3分の2以上。

◆テ キ ス ト◆
森田百合子・山本敬・秋山衛『声楽教本』教育芸術社、2001年。
秋山治子『子どものうた楽譜集』小学館、2002年。『バイエルピアノ教則本』。


◆連絡先(メールアドレス)◆
E210研究室 suzukis@shiraume.ac.jp