白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル フランス語 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 外国語IIA 市橋 明典 前期 演習
◆授業科目の目的◆
 前年度「外国語Ⅰ・仏語」で身につけた知識と表現力を磨き、フランス語とその文化にたいする理解を深めます。身近な日常のトピックからスタートし、新聞記事などを読む力を身につけます。 コミュニケーションを重視した教材“Spirale”を用い、日常生活で必要な行為を表す練習を積みます。最終的には、フランス語を確実に話せるようにします。

◆授業科目の到達目標◆
 近年、ビジネスの現場などでは、ユニークな資格を持つことがキャリアを大きく左右します。フランス語検定もそうしたものに含まれます。 授業では、将来それぞれの分野で活用できる語学力を磨き、一年間で「文部科学省後援実用フランス語技能検定試験4級」以上のレベル取得を目標にします。 二年目の段階を踏めば実際に使えるフランス語の世界が見えてきます。確実なステップアップを目指しましょう。

◆授業の概要(テーマ)◆
 楽しい文化的なトピックを題材に、フランス語によるコミュニケーションを学びます。実践的な対話能力と表現力を養うため、文法学習、ロールプレイングによる会話練習の他、映像・シャンソンなどを用いて語彙を補完します。また、前年度に引き続き、パティスリーやフランスのスィーツなども紹介します。

◆授業計画と授業内容◆
1.フランス語のきれいな発音 ―― 挨拶のおさらい、人について尋ねる/être, avoirを含む基本動詞の復習
2.シャンソンを歌おう ―― 名前・職業・住んでいるところを尋ねる・言う
3.天気・時間の表現 ―― ある人・物事について尋ねる/動詞connaître、直説法現在形、単数・複数について
4.食卓の言葉 ―― 好きなものを言う。好き嫌いの程度を言い表す/定冠詞、副詞の位置
5.エスカルゴ ―― 自分の好みを説明する。人を描写する/動詞 aimer、préférerを使う
6.ミルフィーユとパティシエ ―― 自分について話す/序数、動詞 avoirの用法
7.パリ遊覧 ―― 時間の使い方・時間割について話す/疑問形容詞、曜日
8.セーヌ川のほとり ―― 持ちものについて話す。物を借りる。あやまる/不定冠詞、人称代名詞の強勢形、所有形容詞
9.ノートルダム大聖堂 ―― ある場所について説明する。情報を求める/c’est / ce sont+冠詞、不定冠詞から定冠詞へ
10.フランス映画 ―― 何をするか尋ねる・答える。詳しくきく/不規則動詞の活用
11.フランス旅行(観光名所について) ―― 趣味・余暇の過ごし方/動詞jouerの用法、中性代名詞en
12.フランス人の習慣 ―― 自分の習慣について話す/頻度を示す副詞
13.ランチを食べる ―― 家族について話す ―― 過去の出来事について語る/所有形容詞の用法
14.パリのビストロ ―― どこに行ったのかを詳しく話す/複合過去形、過去分詞
15.前期のまとめ ―― フリー・トーキング


◆事前・事後学習のアドバイス◆
 外国語は声に出して発音してこそ身につくものです。授業では、積極的に発言することを期待します。
 各課の予習・復習をきちんと行なえば必ず上達します。実践してみましょう。


◆成績評価方法と評価基準◆
 課題、出席などを総合的に評価します(学習を通して受講生が各々将来の目標に役立つ「何か」をつかんでくれることに主眼を置きます)。

◆テ キ ス ト◆
G. CREPIEUX, P. CALLENS 著 “Spirale”(Hachette Livre)

◆連絡先(メールアドレス)◆