白梅学園　授業概要（シラバス）２０１０

サブタイトル		担当者	開講時間	授業形態	単位数
授業科目名	総合演習	福丸　由佳・多喜乃　亮介・小保方　晶子・佐久間　路子	後期	演習	２
◆授業科目の目的◆ 今日、地域環境、異文化理解、地域紛争、男女の共同参画といった人類共通の課題や、都市化、少子・高齢化と福祉、こころの崩壊、家庭のあり方、自然破壊など我が国の社会全体に関わる課題が生じている。これからを生きる子どもたちにとって、また子どもたちにかかわる保育者の資質として、「人間尊重」の考え方が重要である。総合演習では、「人間尊重の理解とその実践」に関する基礎的事項について追究する。１．教育・保育・福祉が直面している今日的課題を取り上げて、これらに関する人間尊重の考え方について理解する。２．人間尊重にかかわる保育内容について理解させるとともに、その内容を子どもたちに伝える実践に関する基礎的事項について理解する。 ◆授業科目の到達目標◆ 人間尊重や地球環境、教育・保育と福祉等、人類に共通する課題や我が国の社会全体に関わるテーマについて、多面的な視点から理解を深めその視野を広げるとともに、これらの諸課題に係る内容に関し適切に指導するための能力を高める。 ◆授業の概要（テーマ）◆ 複数のグループに分かれて授業を行う。１回目は合同で、その後2名の教員がそれぞれ７回ずつ担当する。具体的には、複数のグループに別れ、複数の教員のもと、複数の視点から、文献講読や討論、実地調査、観察等による演習形式の学習を通して、課題の把握、背景の分析、問題の検討をおこなう。 グループ内で、上記のねらいが達成されるように、サブテーマを各教員がたてて学習を進める。テーマとしては、「遊び」「友人関係」「働くということ」「子どもの問題行動」を設定する。 ◆授業計画と授業内容◆ １. 総合演習のねらいについて　（オリエンテーション） ２. (1巡目)文献講読やＶＴＲ視聴などを通して、教育・保育・福祉が直面している今日的課題の概要について理解する。 ３. 自らが取り組む課題を設定する。 ４. 教育・保育・福祉が直面する課題が人間尊重の考え方とどのように関わっているか検討する。 ５. 実地見学や観察、調査などの体験学習により理解を深める。 ６. 人間尊重に関わる保育内容について調べる。 ７. 人間尊重に関わる保育内容の指導法について考える。 ８. 学習成果を発表する ９. 2巡目　（異なる教員と異なるテーマについて学習する）文献講読やＶＴＲ視聴などを通して、教育・保育・福祉が直面している今日的課 10. 自らが取り組む課題を設定する。 11. 教育・保育・福祉が直面する課題が人間尊重の考え方とどのように関わっているか検討する。 12. 実地見学や観察、調査などの体験学習により理解を深める。 13. 人間尊重に関わる保育内容について調べる。 14. 人間尊重に関わる保育内容の指導法について考える。 15. 学習成果を発表する ◆事前・事後学習のアドバイス◆ 事前に、授業でやることの課題が指示されるので、それについて調べ、まとめるなど準備をしておくこと。 事後学習として、授業内で紹介された文献などを調べてみたり、授業の中の討論などから考えたことなど、自分の考えを整理しておくこと。 ◆成績評価方法と評価基準◆ 受講生とともに考えあう場であり、討論、グループ内活動と発表も併せ、総合的に評価する。 ◆テ キ ス ト◆ ◆連絡先（メールアドレス）◆