白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 基礎ゼミナールI 星野 征男 前期 演習
◆授業科目の目的◆
大学での学びを成功させるためにはどんな力が必要だろうか。もちろん、高等学校までの基礎的な学力は最低限必要であるが、単に知識があれば大学での学びは成立するだろうか。大学での学びを成立させる大切な力は文献の読み方、発表や討論の仕方、レポートの書き方などかも知れない。大学での学びは能動的でなければならない。これらの力を数学の文献を読むことを通して習得していくのがこの学習のねらいである。

◆授業科目の到達目標◆
「数学と日本語」の講読を通して
・数学における日本語の表現を考察する。
・文献の読み方、発表や討論の仕方、レポートの書き方を学ぶ。
等の大学での学びを成立させる力を習得する。


◆授業の概要(テーマ)◆
このゼミナールでは、「数学と日本語」「続 数学と日本語」の講読を中心に進める。
発表者(提案者)、司会進行を輪番で務め、発表者の提案をもとに討論を行い、最後に各自討論から得た事柄をまとめる。


◆授業計画と授業内容◆
1.「数学のことば」の講読①(提案と討議)
2.「数学のことば」の講読②(提案と討議)
3.「数学の表現」の講読①(提案と討議)
4.「数学の表現」の講読②(提案と討議)
5.レポートの書き方①、小レポート作成
6.「日常論理と数学」の講読①(提案と討議)
7.「日常論理と数学」の講読②(提案と討議)
8.「日常論理と数学」の講読③(提案と討議)
9.「論理的な表現と日本語」の講読①(提案と討議)
10.「論理的な表現と日本語」の講読②(提案と討議)
11.「論理的な表現と日本語」の講読③(提案と討議)
12.レポートの書き方②、小レポートの作成
13.「学校数学での用語と記号」の講読①(提案と討議)
14.「学校数学での用語と記号」の講読②(提案と討議)
15.レポート作成


◆事前・事後学習のアドバイス◆
事前学習では次時の文献を読み、自分の考えをまとめておく。
事後学習では授業後のまとめを完成させておく。


◆成績評価方法と評価基準◆
発表、討論、まとめ、小レポート、レポート等で評価する。

◆テ キ ス ト◆
「数学と日本語」(福原満洲雄・共立出版)、「続 数学と日本語」(福原満洲雄・共立出版)

◆連絡先(メールアドレス)◆
研究室、電子メール:hoshino@shiraume.ac.jp