白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 基礎ゼミナールII 牧野 晶哲 後期 演習
◆授業科目の目的◆
 社会福祉に関係するトピックスを調べ発表し討論することを通して、大学で学ぶために必要な基礎力を身につけることが目的です。もう少し具体的に説明すると「何が問題なんだろうか」「現状はどのようになっているのか」「解決する方法はあるのか」、そして「自分はどのように考えるのか」「人に伝えるのにどうしたら効果的か」という力を養います。

◆授業科目の到達目標◆
 基礎ゼミのⅠ(前期)・Ⅱ(後期)を通して以下の到達目標を掲げます。
・文献検索、統計資料の分析、文献資料の要約など基礎的な読解能力を習得する。
・プレゼンテーションを含む表現方法、資料やレポートの作成方法を実践を通して習得する。
・自分の考えを他者に伝える能力と同時に、他者の意見を理解する能力を習得する。


◆授業の概要(テーマ)◆
 社会問題から派生する福祉的課題について、現状の分析、法律やサービスの検索、さらには課題の解決に向けた演習や討論を行う授業形式です。シラバスに各授業の内容を掲示していますが、報告者の興味関心のあるテーマを取り上げて進行していきます。後期は個人による報告を原則としますが、履修学生の人数に応じて多少の変更はあります。また内容によっては複数週に渡る場合があります。

◆授業計画と授業内容◆
1.自己覚知演習/テーマ設定
2.(例)差別・偏見について
3.(例)バリアフリーについて
4.(例)アルコール依存・薬物依存について
5.(例)障害者の雇用問題について
6.(例)累犯障害者について
7.(例)ホームレス問題について
8.(例)ドメスティックバイオレンスについて
9.(例)母子家庭・父子家庭について
10.(例)正規雇用と非正規雇用問題について
11.(例)年金問題について
12.(例)高齢者の生活問題について
13.(例)老老介護について
14.(例)孤独死について
15.まとめ


◆事前・事後学習のアドバイス◆
 毎回授業終了時に、次回の報告者からテーマを発表してもらいます。テーマに応じた事前学習をしてゼミに臨み、積極的に質問や自分の考えを発言できるようにしてください。また新聞やニュースなどを通して常に世の中の動きに関心を向けておいてください。

◆成績評価方法と評価基準◆
1.グループ発表内容(50%):事前準備から発表内容、配布資料等の結果 2.参加態度(50%):ゼミへの参加姿勢や態度を含めた総合評価

◆テ キ ス ト◆
特に指定しない。

◆連絡先(メールアドレス)◆
授業開始時に発表します。