白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 社会福祉援助技術現場実習指導=相談援助実習指導 長谷川 俊雄・佐野 英司 前期 演習 (3)
◆授業科目の目的◆
相談援助実習の意義について理解し,社会福祉士として求められる資質,技能と倫理,自己に求められる課題把握など,実習を行う上で総合的に応用できる能力の習得を目指します。

◆授業科目の到達目標◆
相談援助実習に必要となる個別指導ならびに集団指導をとおして,相談援助を行なうための知識と技術について,実習前,実習中,実習後指導に一貫性を持たせ,具体的かつ実際的な理解を深め,実践的な技術を体得します。実習中の体験や援助活動を専門的援助技術として概念化できる能力を習得します。

◆授業の概要(テーマ)◆
「実習指導マニュアル」にもとづいて,実習前,実習中,実習後の指導を行います。

◆授業計画と授業内容◆
1.実習Ⅰにおける施設・機関内反省会,学内報告会,「実習日誌」の記載内容の点検 (実習前指導 2010年4月-7月)
2.「実習評価表」にもとづく個人面接指導などを経て実習Ⅱへ向けた実習前指導を展開 (実習前指導 2010年4月-7月)
3.実習を行う実習分野の施設・機関・団体・地域社会などに関する基本的理解(利用者理解を含む) (実習前指導 2010年4月-7月)
4.実習先で行われる介護や保育などを含む関連業務に関する基本的理解 (実習前指導 2010年4月-7月)
5.現場体験学習および見学実習 実習前指導 2010年4月-7月 (実習前指導 2010年4月-7月)
6.実習先で必要とされる相談援助に必要な知識と技術に関する理解 (実習前指導 2010年4月-7月)
7.実習におけるプライバシー保護と守秘義務の理解 (実習前指導 2010年4月-7月)
8.「実習日誌」への記載内容および記録方法に関する理解 (実習前指導 2010年4月-7月)
9.実習生,実習担当教員,実習先の実習指導者との三者協議を踏まえた実習計画の作成 (実習前指導 2010年4月-7月)
10.「実習日誌」への記載内容の点検,および実習直前の諸注意 (実習前指導 2010年4月-7月)
11.巡回指導により実習施設・機関の業務と技術の理解,および主体的な参加状況の把握と指導 (実習中指導)
12.実習先施設・機関の職員との連携,利用者とのコミュニケーションの把握と指導 (実習中指導)
13.実習前の学習内容が理解されて実習が行われているか,実習指導者と連携して点検と指導 (実習中指導)


◆事前・事後学習のアドバイス◆
実習指導センターの活用を中心にして,実習学生のニーズに常時応えられるように体制を整えます。

◆成績評価方法と評価基準◆
出席状況と授業への取り組み,実習評価,反省会,レポートを総合して評価します。

◆テ キ ス ト◆
参考文献や図書は,講義の中で紹介します。

◆連絡先(メールアドレス)◆