白梅学園 授業概要(シラバス)2010 |
サブタイトル | 担当者 | 開講時間 | 授業形態 | 単位数 | |||||||||||||||||||||||||||||||
授業科目名 | 法学(日本国憲法を含む) | 青山 豊 | 前期 | 講義 | 2 | ||||||||||||||||||||||||||||||
◆授業科目の目的◆ 昨今「日本的なるものの再評価」という美名の下に、立憲主義という枠を踏み越えて非立憲主義的な精神が私たちに忍び寄る可能性が見られるようになりました。その可能性を現実のものとするかもしれない国民投票法の施行を前に、投票権者である皆さんが貴重な一票を安易に投じないようにするためにも、憲法学の基本事項を中心に具体的な事例に即しながら講義を進めていきたいと考えています。 ◆授業科目の到達目標◆ 憲法学の基本用語について理解する。 「憲法」と「法律」の相違を知る。 公・私の線引きを理解する。 外国の事例を基に日本の事例を解決する糸口を探る。 ◆授業の概要(テーマ)◆ 公権力に唯々諾々と従うことに何ら違和を感じないとか、日常の私事にかまけるだけで批判を差し控えたりするというのでは、知らず知らずのうちに公権力の暴走に手を貸すことにもなりかねません。本講義では、主に憲法学を通じて「憲法」と「法律」との相違に対する意識を喚起しながら、私たちが陥りやすいこうした姿勢に揺さぶりをかけていくことを目指したく思います。 ◆授業計画と授業内容◆
◆事前・事後学習のアドバイス◆ 事前学習として、次回の講義で出てくる予定の条文をチェックし、様々な憲法状況を想定できるようにしておく。 事後学習として、講義中に出てきた専門用語を確実に理解し、たとえ直接自分に関係がなくても、講義内容と関連する憲法状況を自ら想像できるようにする。 ◆成績評価方法と評価基準◆ 試験80パーセント+出席15パーセント+授業態度5パーセント ◆テ キ ス ト◆ 使用しません。簡単なレジュメを配布します。ただし、最新の六法全書(2010年度版)は必ず持参して下さい。入手しやすいものとして、ポケット六法(有斐閣)を薦めます。 ◆連絡先(メールアドレス)◆ dxtjr889@yahoo.co.jp |