白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 人間形成に欠かせない教育活動 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 特別活動の指導法 松本 忠史 後期 講義
◆授業科目の目的◆
 集団生活を基本とする学校教育を進めるためには、まず日々の児童の学級での生活が豊かなものでなければならない。特別活動は集団生活の在り方について体験を通した実践的な学習活動である。教師が特別活動の正しい指導法を見に付け、実践力を高めることを目的としています。

◆授業科目の到達目標◆
 特別活動の目標、内容について正しく理解するとともに、4つの活動内容、5つの学校行事の在り方について実践事例をもとにして正しく理解し、実践意欲を高めることをめざします。

◆授業の概要(テーマ)◆
 学習指導要領の正しく理解すること。そのため、特別活動の目標を始め総論として2回、各論として、学級活動、児童会活動、クラブ活動、学校行事について各2~3回、特別活動と今日的教育課題との関係等について実践例をもとに具体的な内容について講義します。

◆授業計画と授業内容◆
1.特別活動の基本理念、意義、歴史、目標、内容
2.特別活動の指導原理
3.学級活動の目標、内容、指導上の留意事項
4.学級活動の実践事例研究
5.児童会活動の目標、内容、指導上の留意事項
6.児童会活動の実践事例研究
7.クラブ活動の目標、内容、指導上の留意事項
8.クラブ活動の実践事例研究
9.学校行事の目標、内容、指導上の留意事項
10.学校行事の実践事例研究、儀式的行事の目標、内容、指導上の留意事項
11.学校行事の実践事例研究、文化的行事の目標、内容、指導上の留意事項
12.学校行事の実践事例研究、健康安全・体育的行事の目標、内容、指導上の留意事項
13.学校行事の実践事例研究、遠足・集団宿泊的行事の目標、内容、指導上の留意事項
14.学校行事の実践事例研究、勤労生産・奉仕的行事の目標、内容、指導上の留意事項
15.特別活動と学級経営・学校経営との関わり


◆事前・事後学習のアドバイス◆
 特別活動の指導法については、体験そのものが学習内容であるので、特別活動の理念の理解が重要です。したがって、あらかじめ学習指導要領の解説書を熟読して授業に臨んでください。1回ごとの内容がとても大事なので、公欠以外は、欠席したり、遅刻しないようにしてください。

◆成績評価方法と評価基準◆
目安として、出席点20%、平常点10%、試験点70%の割合で総合的に評価します。

◆テ キ ス ト◆
小学校学習指導要領解説特別活動編 文部科学省著 東洋館出版社発行 

◆連絡先(メールアドレス)◆
matsumatsumatsu2008.tad@parkcity.ne.jp