白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 家庭科指導法 松本 園子・馬場 由子 前期 講義
◆授業科目の目的◆
学校教育における家庭科の教科としての意義を理解し、小学校における家庭科の目的と教育内容、指導法について学ぶ。また子どもにとって意義ある題材を設定し、効果的な指導計画を作成できる力を身につける。

◆授業科目の到達目標◆
学校教育における家庭科の意義を理解する。
小学校における家庭科の目的、教育内容、指導法を理解する。
指導計画を作成できるようになる。


◆授業の概要(テーマ)◆
まず、学校教育全体における家庭科のあり方について、歴史的経過と今日の位置づけについてとりあげる。次いで、小学校における家庭科教育の目的、教育内容、指導法の理解をすすめ、小学校家庭科教育の実際を紹介する。後半は指導案の作成に取り組む。グループで指導案を作成し発表し、互いに検討する。最後に家庭科教育の意義と課題について改めて考える。

◆授業計画と授業内容◆
1.家庭科とは何か――家庭科についてのイメージを点検する
2.学校教育における家庭科の位置と意義
3.子どもの発達と家庭科
4.家庭科教育の目的
5.家庭科教育の実際①
6.家庭科教育の実際②
7.家庭科教育の実際③
8.指導案の作成①
9.指導案の作成②指導案第一次案提出
10.指導案の作成③一次案の修正、発表準備
11.指導案の発表と相互検討(部分的模擬授業を含む)①
12.指導案の発表と相互検討(部分的模擬授業を含む)②
13.指導案の発表と相互検討(部分的模擬授業を含む)③
14.小学校家庭科の意義と課題
15.まとめ


◆事前・事後学習のアドバイス◆
授業や参考書で学んだ家庭科教育の内容を自分の生活の中でどんどん実行してみましょう。それによって家庭科教育の指導力が身につくとともに、自分の生活も豊かにすることができるかもしれません。参考書「家庭科の底力/作る手が子どもたちを輝かす」(牧野カツコ責任編集、地域教材社)、「衣食住・家族の学びのリニューアル」(日本家庭科教育学会編、明治図書)、「家庭科ワークノート:家族・家庭と子どもの成長」(牧野カツコ他、地域教材社)、「家庭科ワークノート:身近な消費生活と環境」(馬場由子、地域教材社)

◆成績評価方法と評価基準◆
授業での発表20%、小レポート40%、期末テスト40%

◆テ キ ス ト◆
「小学校家庭科指導法の研究」(中間美砂子編著、建帛社)
「小学校学習指導要領解説・家庭編」(文部科学省、東洋館出版社)


◆連絡先(メールアドレス)◆