白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 社会福祉援助技術現場実習指導         =相談援助実習指導 長谷川 俊雄・新田 さやか 前後期 演習
◆授業科目の目的◆
社会福祉士国家試験受験資格に必要な実習を行います。実習総時間数180時間(24日間)を「実習Ⅰ」と「実習Ⅱ」に分けて行います。「実習Ⅰ」=60時間(8日間)は2011年2月に行います。「実習Ⅱ」=120時間(16日間)は2011年6月に行います。実習を行う施設・機関は同一施設・機関とします。

◆授業科目の到達目標◆
①住民・利用者の生活実態や地域状況を把握できる力を養う。②相談援助にかかわる技術を具体的に実際的に理解する。③社会福祉士として求められる資質・技能・倫理・自己に求められる課題把握など,総合的対応能力を培う。④関連分野の専門職との連携のあり方をとおして社会福祉士の役割を理解する。

◆授業の概要(テーマ)◆
「実習指導マニュアル」にもとづいて,実習前,実習中,実習後の指導を行います。

◆授業計画と授業内容◆
1.実習施設・機関の目的と役割について理解する。【実習Ⅰ】
2.実習施設・機関が対象とする地域・住民・利用者について理解する。【実習Ⅰ】
3.職員の役割,社会福祉士に求められている課題について理解する。【実習Ⅰ】
4.他機関との連携や社会資源の活用などについて理解する。【実習Ⅰ】
5.実習Ⅱまでに学び,調べる必要性のある課題を明らかにする。【実習Ⅰ】
6.実習Ⅱの実習テーマと実習における課題を検討する機会とする。【実習Ⅰ】
7.実習先では,コミュニケーションを活用して良好な関係性を育む。【実習Ⅱ】
8.住民・利用者の生活実態,およびニーズを把握する。【実習Ⅱ】
9.住民や利用者の援助計画を作成するとともに,援助活動をとおして援助関係を形成する。【実習Ⅱ】
10.住民や利用者の権利擁護および援助を行うとともに,その評価を行う。【実習Ⅱ】
11.社会福祉士としての職業倫理,施設・機関・団体における専門職の役割と責任について理解する。【実習Ⅱ】
12.施設・機関の連携・協働,ネットワーク,アウトリーチ,社会資源の活用・創出について理解する。【実習Ⅱ】


◆事前・事後学習のアドバイス◆
実習指導センターの活用を中心にして,実習学生のニーズに常時応えられるように体制を整えます。

◆成績評価方法と評価基準◆
出席状況と授業への取り組み,実習評価,反省会,レポートを総合して評価します。

◆テ キ ス ト◆
参考文献や図書は,講義の中で紹介します。

◆連絡先(メールアドレス)◆