白梅学園授業概要　相談援助の展開【長谷川　俊雄】

サブタイトル

相談援助の展開

担当者

開講時間

授業形態

単位数

授業科目名

社会福祉援助技術演習I　　　＝相談援助演習IIＢ

長谷川　俊雄

後期

演習

２

◆授業科目の目的◆
相談援助を成立させる構成要素に，①クライエント（利用者），②生活問題，③ソーシャルワーカー（社会福祉士），④相談援助関係，⑤相談援助ツールがあります。本講義では，クライエントとの相談援助関係を基盤とした協働作業をとおして，関係機関や社会資源を活用しながら，生活問題を軽減・緩和・解決していくための相談援助の展開を促す基本的スキルを習得します。

◆授業科目の到達目標◆
相談援助の展開過程に焦点をあてながら，生活問題の軽減・緩和・解決していくための基本的スキルについて，具体的な体験をとおして理解していきます。ソーシャルワーカー（社会福祉士）の実際の相談援助の展開過程に体験的に迫ります。

◆授業の概要（テーマ）◆
本講義は「演習」の性格上，教員による一方的な講義にはなりません。教員は演習が展開できるようにファシリテーターの役割を担います。受講する皆さんの積極的な参加による体験，および体験をわかちあうことをとおして，相談援助の展開過程に必要な基本的スキルの習得に取り組みます。「話す・演じる・ふりかえる・ねぎらう・わかちあう」ことを大切にして取り組みます。

◆授業計画と授業内容◆

１.	オリエンテーション
２.	相談援助の展開過程（総論）
３.	インテーク
４.	アセスメント①
５.	アセスメント②
６.	プランニング
７.	インターベンション，モニタリング
８.	終結・評価
９.	相談援助の展開過程（要点整理）
10.	ケース・スタディー①
11.	ケース・スタディー②
12.	ケース・スタディー③
13.	ケース・スタディー④
14.	ケース・スタディー⑤
15.	まとめ

◆事前・事後学習のアドバイス◆
生きづらさ，困難，苦悩…などを，ひとはどのように向き合っているのか，どのように取り組んでいるのか，どのようにおしまいにしているのか。そういう点に関心を向けてみてください。

◆成績評価方法と評価基準◆
授業への取り組み＋毎回のリアクションペーパーの提出（50％），レポート（50％）

◆テキスト◆
テキストは使用しません。オリジナルのレジュメと資料で取り組みます。参考文献や図書は，講義の中で紹介します。

◆連絡先（メールアドレス）◆