白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 身体表現 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 保育表現研究(身体表現) 若松 美恵子 前期 演習
◆授業科目の目的◆
子どもの身体による表出や表現に関する基本的知識を習得する。また子どもの様々な身体表現を適切に援助・指導できるようになるための基礎的知識、技能を習得する。

◆授業科目の到達目標◆
子どもの身体による表現を理解する
子どもの身体表現の発達段階を理解する
様々な身体表現を豊かに引き出し高めるための指導方法・技術を習得する


◆授業の概要(テーマ)◆
これまでの体験や日々の生活で見つけた身体表現を取り上げながら、身体表現の理解を深める。幼児教育での子どもたちの身体表現をVTRで見ながら、身体表現の発達と指導方法を理解する。幼児教育に見られるリズミカルな身体活動と身体表現について指導案を立て、模擬指導を行い指導方法・指導技術を習得する。

◆授業計画と授業内容◆
1.身体で表現することの意味、および幼児の身体表現の特性
2.身体表現の特徴と教育的意義
3.保育に見られるリズミカルな身体活動と身体表現(手遊び・わらべうた・フォークダンス・体操・リズム表現・身体表現)
4.援助・指導方法の検討(模擬指導にむけて内容・方法の検討)
5.援助・指導方法の検討(模擬指導)
6.援助・指導方法の検討(模擬指導)
7.援助・指導方法の検討(模擬指導)
8.援助・指導方法の検討(模擬指導)
9.3歳未満児クラスに見られる身体表現の発達的特徴と保育者の援助
10.幼児の身体表現活動に見られる身体表現力の発達的特徴
11.幼児の身体表現活動における保育者の援助・指導 ① 援助の基本的姿勢 ② 身体表現を豊かに引き出し育むための保育者の援助・指導
12.身体表現の指導内容・方法の検討および指導案の作成
13.援助・指導方法の検討(模擬指導)
14.援助・指導方法の検討(模擬指導)
15.まとめ


◆事前・事後学習のアドバイス◆
事前には出された課題を意識して子どもの身体表現を見る、援助の方法を考える。
事後には学んだことや立てた指導案について実際にやってみる


◆成績評価方法と評価基準◆
出席(40%)および模擬指導・課題(60%)と合わせて評価する。なお遅刻3回で欠席1回分とする。

◆テ キ ス ト◆
石井美晴・菊池秀範編 「保育の中の運動あそび」 萌文書林
花原幹夫編著 「保育内容 表現」 北大路書房


◆連絡先(メールアドレス)◆
研究室:E-211研  wakamatu@shiraume.ac.jp