白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 国語科指導法 村越 正則 後期 講義
◆授業科目の目的◆
小学校国語科指導の目標と内容、指導の方法と評価の在り方に関する知識と技能を習得するとともに、国語科指導の見方や考え方を理解する。具体的には、話すこと・聞くこと、書くこと、読むこと及び伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項の教材分析と学習指導案の作成や模擬授業を通して、国語科指導の実践的技能や態度を身に付ける。

◆授業科目の到達目標◆
○小学校国語科指導の目標、内容及び指導事項を理解する。
○話すこと・聞くこと、書くこと、読むこと及び伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項の指導と評 価の方法を理解する。
○指導案の作成と模擬授業を通して、国語科指導の実践的技能と態度を身に付ける。


◆授業の概要(テーマ)◆
小学校国語科指導の目標と内容について学年ごとの系統を追って理解するとともに、それらの効果的な授業展開の在り方を理論的に究明する。また、今日の国語科教育の諸課題の認識の上に立って、それらの課題を克服するための具体的・実践的な方途を究明する。

◆授業計画と授業内容◆
1.小学校国語科指導の今日的な課題と目標
2.国語科指導の構造と内容(その1 「話すこと・聞くこと」の指導)
3.国語科指導の構造と内容(その2 「書くこと」の指導)
4.国語科指導の構造と内容(その3 「読むこと」の指導)
5.国語科教育の構造と内容(その4 「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の指導)
6.指導計画の作成の留意事項と教材研究の方法
7.文学的文章の読みの指導案とその指導法
8.説明的文章の読みの指導案とその指導法
9.書くことの指導案とその指導法
10.話すこと・聞くことの指導案とその指導法
11.読書指導とその方法
12.調べ読みの指導とその方法
13.学習評価の方法と実践
14.国語科指導の全般的展望
15.学習のまとめと総括


◆事前・事後学習のアドバイス◆
国語科の学習は、すべての教科・領域での学習の基盤といえる。この講座の学習を通して各自のコミュニケーション能力を振り返り、子どもとの豊かな言語活動を目指していただきたい。

◆成績評価方法と評価基準◆
出席点、平常点、試験点による。 必要に応じてレポートの提出を求める。

◆テ キ ス ト◆
(1)授業の掲示資料(配布する) (2)『小学校学習指導要領解説 国語編』(文部科学省 平成20年3月  告示のもの)  (3)『小学校学習指導要領』(文部科学省 平成20年3月告示のもの)

◆連絡先(メールアドレス)◆