白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 算数 星野 征男 前期 講義
◆授業科目の目的◆
明治から平成20年学習指導要領にいたる算数科の目標、内容、指導法を概観し、算数科教育が時代の変遷とともにどのように変わってきたかを考察する。また、算数科の今日的課題について考察し、その対応策などについての理解を深める。さらに、保幼小接続期の算数教育のあり方を考察する。

◆授業科目の到達目標◆
・算数科の目標、内容、指導法などについて、その歴史的変遷を理解する。
・算数教育の今日的な課題について理解を深める。
・保幼小接続期の算数教育のあり方について理解を深める


◆授業の概要(テーマ)◆
算数教育についてその歴史的変遷を考察し、算数教育が時代背景とどのようにかかわっているか考える。また、数学的な考え方、問題解決力、pisa型学力と活用力の育成、学力問題と少人数制等について考察する。

◆授業計画と授業内容◆
1.教育現場を取り巻く現状を考察する。
2.算数教育の歴史的変遷を考察する:明治、大正、昭和初期の算数教育。
3.算数教育の歴史的変遷を考察する:昭和20年代の算数教育。
4.算数教育の歴史的変遷を考察する:昭和30年代以降の算数教育。
5.算数教育の歴史的変遷を考察する:平成10年、20年の学習指導要領改訂。
6.数学的な考え方についての考察。
7.科学的な生活観についての考察。
8.授業における思考の進め方についての考察。
9.問題解決力を育てることについての考察。
10.課題を見つける力を育てることについての考察。
11.算数的活動についての考察。
12.学力問題と少人数制指導についての考察。
13.活用する力の育成とpisa型学力についてお考察。
14.学力観と評価についての考察。
15.保幼小接続期の数、図形、量等の指導のあり方に関する考察。


◆事前・事後学習のアドバイス◆
・授業後はノートおよび配布された資料等に目を通し、次時の授業に対して課題意識を持って参加する。
・毎回実施する練習問題は事後に再度確認しておく。


◆成績評価方法と評価基準◆
レポート、課題提出、小テスト、授業への参加等で評価する。

◆テ キ ス ト◆
小学校学習指導要領解説・算数編(文部科学省・東洋館出版)

◆連絡先(メールアドレス)◆
研究室、電子メール:hoshino@shiraume.ac.jp