白梅学園 授業概要(シラバス)2010 |
サブタイトル | 社会哲学文献講読 | 担当者 | 開講時間 | 授業形態 | 単位数 | ||||||||||||||||||||||||||||||
授業科目名 | 人間研究演習A | 赤石 憲昭 | 前期 | 演習 | 2 | ||||||||||||||||||||||||||||||
◆授業科目の目的◆ ドイツの哲学者ヘーゲルの人間哲学・社会哲学を参照しながら、「社会とは何か」、「国家とは何か」、そして「人間とは何か」という根本問題について考えます。今の日本は、社会的にも、国家的にも、そして人間関係的にも、決して良い状況にあるとは思えません。このような現実はどうしたら打破できるのかを、ヘーゲルとともに考えていきます。 ◆授業科目の到達目標◆ 人間、社会、国家について、各自が自分の思想を持つことが出来るようになることが目標です。そのために、これらの基本的知識を幅広く習得するとともに、哲学的考察の仕方を学び、各自が現代社会にそれを応用できるようになることを目指します。 ◆授業の概要(テーマ)◆ 竹田青嗣著『人間の未来ーヘーゲル哲学と現代資本主義』をテキストにして、ヘーゲルの人間哲学および社会哲学を学習します。テキストには、他の哲学者はもちろんのこと、社会学者、経済学者の議論も登場しますので、これらについても時間の許す限り、解説を加えていきます。また、毎回、受講票に記入してもらう受講生のコメントなども随時紹介します。 ◆授業計画と授業内容◆
◆事前・事後学習のアドバイス◆ テキストは入門書とはいえ、必ずしも一読してすらすらわかるようなものではありません。しかし、扱っているテーマは、人間、社会、国家という我々に密接に関わっているものばかりです。最初はわからなくとも、ぜひ投げ出さずに、授業前・授業後のことあるごとに、テキストを繰り返し読み、理解に努めて下さい。 ◆成績評価方法と評価基準◆ 平常点(毎回の受講票コメント記入)60点+期末レポート40点の計100点満点で60点以上を合格とする。 ◆テ キ ス ト◆ 竹田青嗣『人間の未来ーヘーゲル哲学と現代資本主義』ちくま新書、2009年 ◆連絡先(メールアドレス)◆ e-mail: akaishi@tokai-u.jp 教員講義用BLOG: http://akaishi.jugem.jp/ |