白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 教職概論 村越 正則 後期 講義
◆授業科目の目的◆
公立小学校教員としての職務の意義や使命及びその内容の理解をはかるとともに、各校の現状に照らしてこれからの時代に求められる望ましい教員の資質や能力について明らかにする。また、教育法規の趣旨に基づき、教職にかかわる特色と学校の組織、制度、研修の在り方等についての諸課題を取り上げてその職務遂行の基本的な方途を究明する。

◆授業科目の到達目標◆
上記の学習を通して、現在の各学校が抱える様々な教育諸課題の状況等をとらえるとともに、教職に就く者にとって必要な子どもの成長と発達を促すための望ましいかかわり方や、地域・保護者、関係諸機関との連携のあり方等について理解することができる。

◆授業の概要(テーマ)◆
 教職の歴史と意義や現在の各学校が求める教師の資質・能力について究明する。また、これらをもとにして法的な根拠を明らかにしながら教育課程の概要とこれらに必要な学習指導の在り方、学習評価の在り方の基本等について理解し、教職の役割等についてについての理解を深める。  

◆授業計画と授業内容◆
1.教職の歴史と意義、及び各学校が求める教師の資質・能力
2.現代の学校の諸課題と教職の役割
3.学校職員の職種・職階と法的な規定
4.教科指導と教科外指導の内容
5.学習指導の基礎・基本と学習評価
6.道徳の時間と特別活動の指導
7.総合的な学習の時間、外国語活動の指導
8.進路指導と生徒指導(生活指導)
9.学級経営、学校経営と校務分掌
10.教育相談と家庭・地域との連携
11.学習指導要領の法的性格と教員の職務
12.教員の資質・能力の形成と研修制度
13.教員の服務規程と身分の保障
14.教員養成制度と教員採用試験への準備の在り方について
15.学習の総括


◆事前・事後学習のアドバイス◆
 各学校は、子どもともに喜びを共有できる使命感に溢れた人材を求めています。本講座を通して、教員の職務に対する理解をすすめ、心の準備を確立してください。

◆成績評価方法と評価基準◆
出席点、平常点、試験点をもって評価する。また必要に応じてレポートの提出を求める。

◆テ キ ス ト◆
(1)授業掲示用資料のプリント(配布)、(2)「小学校学習指導要領」~(文部科学省 平成20年3月告  示のもの)、(3)「小学校学習指導要領解説 総則編」~(文部科学省 平成20年3月告示のもの)

◆連絡先(メールアドレス)◆