白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 鍵盤楽器の基礎技能を学ぶ 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 音楽IB 稲村 敬子・民秋 彩・舛本 清美・冨士 素子・大澤 美紀・島田 東史子・中瀬 千央・港 理々子・小西 千鶴・松本 宏子・長永 理恵 前後期 演習
◆授業科目の目的◆
幼児や小学生を対象にして、音楽活動を展開させるに足る基礎的な音楽能力を
獲得できることを目的とします。


◆授業科目の到達目標◆
初学者においての到達目標を「ソナチネ1番」1楽章の完成に置きます。

◆授業の概要(テーマ)◆
(隔週のため授業が実施されない15回の)時間をフル活用して自習することを勧めます。
初学者の場合、前期7回でバイエル修了からソナチネに移行する程度のレベルまで進み、後期の
6、7回でソナチネ1番を完成させます。


◆授業計画と授業内容◆
1.バイエル40番程度のレベルの学習。
2.バイエル60番程度のレベルの学習。
3.バイエル80番程度のレベルの学習。
4.バイエル100番程度のレベルの学習。
5.ソナチネ1番の学習。
6.ソナチネ1番の学習。
7.実技試験(ソナチネ未終了の人は、演奏できる部分までを弾く)
8.初学者は残りの授業において、ソナチネの完成を目標に受講する。
9.ソナチネ1番を終了した人は次なる2曲の完成をめざす。
10.次なる2曲に「古いフランスの歌」と「ブルグミューラー」は含まれない。
11.ソナチネ+他2曲を完成できた人は更に新たな2曲の完成をめざします。
12.ソナチネ+他2曲+更に新たな2曲、計5曲の次は「S」レベルの曲に進みます。
13.難易度の高い曲ではなく、色々な曲を経験することも重要です。
14.テキスト中のハイレベルな曲は「ゴリウォーグのケークウォーク」等です。
15.実技試験


◆事前・事後学習のアドバイス◆
授業回数は1年間に15回(年間30回の授業を隔週で行うため)しかない
中で「ソナチネ」完成は至難の業といえます。たゆまぬ努力しかありません。
毎回の授業を大切に受講するようにしましょう。


◆成績評価方法と評価基準◆
平常点(授業への姿勢と出席点)が80%、実技試験20%の割合で
評価します。ソナチネ1番の完成で「C」、曲数でB,A,Sの評価が適用されます。


◆テ キ ス ト◆
「演奏力Upのためのピアノ名曲集」秋山他編著(共同音楽出版社)
参考書:「PianoLesson初級」、「ピアノワークブック」


◆連絡先(メールアドレス)◆
akiyama@shiraume.ac.jp