白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 介護の基本II 西方 規恵 後期 講義
◆授業科目の目的◆
介護の対象となる人々の理解-乳幼児期から高齢期にいたる様々な年代各層の心身の特徴を学び、各発達段階に応じた介護ニーズを理解する。
 年代や障害に応じ、個別性を重視した介護の特徴を学び、展開できるような能力を養う。


◆授業科目の到達目標◆
1.介護の対象に対する理解を深めることができる
2.対象の個別性を理解し、介護展開の方法がわかる
3.介護の基本Ⅰ・Ⅱの学びを通し、介護実習の中で自己の介護観を深めることが出来るよう力をつける


◆授業の概要(テーマ)◆
 介護の対象となる人々の心身の状況を理解するため、当事者の手記、話を用いて理解を深める。時には、グループワークを行い、様々な視点から理解を深める。
 個別性を重視した介護を展開できるよう、様々な実践についての資料、参考書なども使用し、実践力を学ぶ。


◆授業計画と授業内容◆
1.オリエンテーション
2.介護ニーズの理解:ICFとニーズ分析
3.介護を必要とする人の理解1:介護を受ける人とはどのような人か
4.介護を必要とする人の理解2:高齢者について 要介護高齢者の介護の場と介護ニーズ
5.介護を必要とする人の理解3:障害者について 障害者の介護の場と介護ニーズ
6.介護を必要とする人の理解4:地域での生活支援と介護ニーズ
7.介護を必要とする人の理解5:連携した支援を進める上での介護ニーズ
8.介護の展開方法1:介護の過程 アセスメント
9.介護の展開方法2:介護の過程 個別性を重視した介護展開
10.介護の展開方法3:介護の過程 利用者本位と介護ニーズ
11.介護の展開方法4:介護の過程 家族と介護ニーズ
12.介護の展開方法5:介護の過程 管理・運営の問題と介護ニーズ
13.個別介護の展開1:高齢者と性
14.個別介護の展開2:終末期の介護実践
15.まとめ


◆事前・事後学習のアドバイス◆
 介護に関することに対して、関心を持つようにしよう。
 授業で疑問に思ったこと、理解できなかったことなどは図書館などで調べるなど自己学習をしよう。


◆成績評価方法と評価基準◆
テスト(60%)、レポート(20%)、授業の出席、態度、参加度など(20%)

◆テ キ ス ト◆
 新・介護福祉士養成講座3『介護の基本Ⅰ』中央法規出版
 新・介護福祉士養成講座4『介護の基本Ⅱ』中央法規出版


◆連絡先(メールアドレス)◆
nisikata@shiraume.ac.jp