白梅学園 授業概要(シラバス)2010 |
サブタイトル | くらしといのちを支える社会福祉入門 | 担当者 | 開講時間 | 授業形態 | 単位数 | ||||||||||||||||||||||||||||||
授業科目名 | 社会福祉概論I | 長谷川 俊雄 | 前期 | 講義 | 2 | ||||||||||||||||||||||||||||||
◆授業科目の目的◆ 「社会福祉とは何か?」を考察する講義になります。具体的には,保健・医療・教育などとどこが異なるのか,社会福祉が必要となる住民(国民)の生活ニーズとは何か,社会福祉の固有の対象者(利用者)は誰なのか,社会福祉における給付や諸サービスは誰がどういう根拠にもとづいてどのように行なうのか,などの問いに答えていきます。社会福祉の考え方や捉え方の基礎を築く「社会福祉入門」になります。 ◆授業科目の到達目標◆ 現代社会は誰もが社会福祉の諸制度を活用して生活する可能性に満ちています。社会福祉の誕生と展開の歴史を踏まえて,住民(国民)の生活ニーズを充足して,住民(国民)の生活のwell being(=福祉)を保障するために,現代社会における社会福祉の機能と意義について理解を深めます。 ◆授業の概要(テーマ)◆ 社会福祉制度や政策から社会福祉を見るのではなく,社会福祉が必要となる住民(国民)の生活ニーズ(=生活実態・生活問題)を解決するために必要になる社会福祉,つまり「はじめに生活ありき」「はじめにその人ありき」の視点から,人格と尊厳の保障とともに生存権保障を目指す「社会福祉」を検討していきます。新聞やテレビで報道されるup to dateな現代的課題や社会問題をとおして検討していく予定です。 ◆授業計画と授業内容◆
◆事前・事後学習のアドバイス◆ 新聞やテレビの報道番組に注目してください。住民のくらしといのちを脅かしているニュースは必ずチェックしておきましょう。社会への関心・好奇心を絶えず育み続けることは,くらしといのちを保障する社会福祉の思想と実践を手にすることにつながっています。 ◆成績評価方法と評価基準◆ 授業への取り組み+毎回のリアクションペーパーの提出(50%),レポート(50%) ◆テ キ ス ト◆ テキストは使用しません。オリジナルのレジュメと資料で取り組みます。参考文献や図書は,講義の中で紹介します。 ◆連絡先(メールアドレス)◆ |