白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 コミュニケーション技術II 奥田 啓子 後期 講義
◆授業科目の目的◆
手話が、聞こえない人たちの大切なコミュニケーション手段であることを理解し、手話による基礎的な日常会話技術の習得を目指す。また、聞こえない人たちの社会生活について理解を深め、福祉援助の課題とも関連づけて考えることを目標とする。

◆授業科目の到達目標◆
1.基礎的な手話の単語・指文字を習得する。
2.簡単な日常会話ができる。
3.簡単な自己紹介ができる。
4.聞こえない人たちの社会生活上のバリア等について理解する。


◆授業の概要(テーマ)◆
手話によるコミュニケーション技術の基礎を習得するため、上記のような到達目標を目指して、双方向の授業を行なう。授業では、自己紹介の手話表現を発表課題とし、手話表現の読み取り試験も行なう。また、聞こえない人たちの社会生活や様々な活動について、ビデオ教材を活用しながら理解を深めていく。

◆授業計画と授業内容◆
1.・多様なコミュニケーション手段について ・挨拶の表現 ・名前の表現 ・指文字
2.・大学名・学部等の表現 ・住所の表現 ・数字の表現  *ビデオ教材…聞こえないたちと社会生活
3.・家族に関係する手話の表現   *聞こえない人たちと社会生活上のバリア…解説
4.・趣味の表現 ・仕事の表現 ・自己紹介のまとめ
5.・自己紹介の発表 ・都道府県名の表現
6.・疑問文の基礎文型       *ビデオ教材…聞こえない人たちの様々な社会活動①
7.・疑問文を用いた会話の練習   *ビデオ教材…聞こえない人たちの様々な社会活動②
8.・読み取り試験 ・ミニ・レポート ・今後に向けて


◆事前・事後学習のアドバイス◆
短期間で手話技術の基礎を学ぶため、復習は不可欠となります。毎回、授業の初めに前回の復習や読み取り練習を行ないますが、各自、テキスト等で充分復習して授業に臨んで下さい。また、テレビ等のメディアを利用して、手話や聞こえない人たちについての情報に意識的にふれるよう心がけてください。

◆成績評価方法と評価基準◆
試験(手話による自己紹介の発表・手話表現の読み取り試験)…80%
ミニ・レポート…10% 受講態度…10%


◆テ キ ス ト◆
『手にことばを 初級用』

◆連絡先(メールアドレス)◆