白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 幼稚園実習 小松 歩 前期 実習 (5)
◆授業科目の目的◆
1年次に実施する「幼稚園実習」とともに、幼稚園教諭二種免許状を取得するための必修科目である。
1年次の「見学・観察実習」を踏まえて、2年次は3週間にわたる実習で幼稚園教育に参加する。実際に指導計画を立て、指導実習を体験し、幼稚園教諭として実践する能力の育成を目指す。


◆授業科目の到達目標◆
①保育計画と関連させて指導計画を作成する。
②子どもの遊びや活動を、発達・生活・保育内容と関連させて学ぶ。
③指導実習を通して、子どもの活動と園生活全体を把握する力を養う。


◆授業の概要(テーマ)◆
2年次の実習は「参加・指導実習」という段階の実習である。以下のように幼稚園教育に参加し、最終的には仮の担任として1日ないし2日の指導実習を体験する。
実習のテーマ:1週目:保育計画の流れと関係させて指導を理解する。子どもの遊び場面を主に観察する。
       2週目:指導に部分参加し、指導計画案を作成する。子どもの遊びや活動を、発達・生活・保育内容との関わりで理解する。
       3週目:子どもと園生活全体を見通す総合的理解と全日指導


◆授業計画と授業内容◆
1.実習前指導 (1)参加・指導実習とは(全般的説明)
2.実習前指導 (2)遊びへの関わり方
3.実習前指導 (3)指導実習のヒント・アイデア
4.実習前指導 (4)指導計画の立て方
5.実習前指導 (5)日誌の提出・点検・指導
6. (6)実習園でのオリエンテーション
7.参加・指導実習 実習テーマを具体化した課題を「ねらい」として各自毎日設定する。 (7)担当教員による訪問指導
8.実習後指導 (8)学内での反省会
9.実習後指導 (9)日誌の提出・点検・指導 (10)「評価票」による個別面接指導


◆事前・事後学習のアドバイス◆
指導計画を作成するためには、オリエンテーション内容を理解することはもちろん、関連教科目の内容理解も大切です。目的意識をもって学習してください。
本実習でのさまざまな体験(失敗も含めて)は、よりより実践をするために、とても貴重です。積極的に臨んでください。


◆成績評価方法と評価基準◆
(1)学内オリエンテーションへの出席/受講状況、(2)実習日誌、(3)実習中の出欠席および実習園による評価、(4)学内反省会 などを総合して評価する。

◆テ キ ス ト◆
無藤隆監修『よくわかるNew保育・教育実習テキスト』診断と治療社
◆参 考 書◆実習園の要覧、園だより、その他学内オリエンテーション時に紹介する。


◆連絡先(メールアドレス)◆