白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 図画工作I 花原 幹夫 前期 演習
◆授業科目の目的◆
この科目は、子どもの造形(描く・つくる)に関する基本的な知識や技能を身につけ、それらに関す様々な活動を通して、保育者として、描く・つくることの楽しさを体験しながら、保育実践の中で取り扱う教材などの知識や技能を習得することを目的とします。

◆授業科目の到達目標◆
・子どもの造形(描く・つくる)に関する基本的な知識と技能を理解する。
・描いたり、つくったりすることが、上手下手という結果ではなく、プロセス(過程)を楽しむことをまずは実感し、理解していく。
・描いたり、つくったりすることを、遊びの一つとして理解していく。


◆授業の概要(テーマ)◆
この授業では、保育者として必要な子どもの造形(描く・つくる)の基本的な知識と技能について、紙や空き箱や絵の具などの「身近な素材を使って遊ぶ・飾るなど」の実技演習を中心に行いながら、楽しく学んでいきます。個人での造形の楽しさだけでなく、仲間との協同の造形の楽しさも同時に学んでいきます。

◆授業計画と授業内容◆
1.保育者として保育実践に必要な子どもの造形の基礎とは何かについて
2.基本的な素材とその使い方について(紙素材等について)
3.基本的な素材とその使い方について(空き箱素材等について)
4.基本的な道具とその使い方について(ハサミ等について)
5.基本的な道具とその使い方について(カッターナイフ等について)
6.基本的な材料(描画材など)とその使い方について(ペン・絵の具等について)
7.基本的な接着材料・接着方法について
8.人や動物を「描く・つくる」基本について
9.モノを「描く・つくる」基本について
10.「描く・つくる」と「遊び」の関係について(飛ばして遊ぶ)
11.「描く・つくる」と「遊び・演じる」ことの関係について(つくって演じる①)
12.「描く・つくる」と「遊び・演じる」ことの関係について(つくって演じる②)
13.「描く・つくる」と「物語」の関係について(絵本をつくる)
14.子どもの「描く・つくる」の発達について
15.まとめ


◆事前・事後学習のアドバイス◆
事前学習としては、事前に次の回の授業内容を確認し、描くこと・つくることが楽しくなるには、どうしたらいいのかを考えておいて下さい。
事後学習としては、毎回の授業中で描いたり、つくったりしたことを、もう一度くりかえしてみて下さい。そして、毎回の授業の内容をファイルにまとめておいて下さい。


◆成績評価方法と評価基準◆
授業の出欠席と遅刻状況」、「授業内容を一冊のファイルにまとめたもの(ポートフォリオ形式)」、
「日常の授業態度」の3点をもとにして、総合的に評価します。


◆テ キ ス ト◆
特に使用しません。

◆連絡先(メールアドレス)◆
研究室:E棟208研究室 電子メール:hanabara@shiraume.ac.jp