白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 音楽I(ピアノ) 小西 千鶴・関 裕子・平 さわ・民秋 彩・西澤 和枝・野村 真理子・冨士 素子・前田 真弓・松本 宏子・三尾 恵子・山本 由紀子 前後期 演習
◆授業科目の目的◆
 授業科目の目的は、音楽(ピアノ)に関する基本的な知識や技能を習得することにある。

◆授業科目の到達目標◆
 ピアノに関する基本的な演奏技能を習得する。

◆授業の概要(テーマ)◆
 「音楽I」90分の授業のうち、45分間を「ピアノ」の学習とする。
 ピアノの技能は、初学者、経験者によって差がみられるため、個別指導を基本とする。指導の際には、IからVIの「グレード」に分け、各学生の能力に応じた指導を行っている。そのため、授業内容は各学生によって多少異なるけれども、以下に標準的な授業計画を示す。


◆授業計画と授業内容◆
1.オリエンテーション16.イ短調音階とカデンツ
2.右手ト音記号の練習17.ヘ長調音階とカデンツ
3.左手ヘ音記号の練習18.持続音の練習
4.八分音符の練習19.ニ短調音階とカデンツ
5.タイと付点4分音符20.変ロ長調音階とカデンツ
6.スタッカートの練習21.ト短調音階とカデンツ
7.三連音符の練習22.変ホ長調音階とカデンツ
8.指をくぐらせる練習23.半音階、《ワルツ》
9.ハ長調音階とカデンツ24.いろいろな調の練習
10.ト長調音階とカデンツ25.いろいろな調の練習
11.ニ長調音階とカデンツ26.アルペッジョの練習曲
12.イ長調音階とカデンツ27.『バイエルピアノ教則本』
13.前期音楽実技試験課題曲の指導28.後期音楽実技試験課題曲の指導
14.前期音楽実技試験29.後期音楽実技試験
15.前期総括30.総括


◆事前・事後学習のアドバイス◆
 事前学習として、簡単な楽譜に親しんでおいてください。
 事後学習としては、2年次の「音楽Ⅱ」では、弾き歌いを学習します。そのため、1年次の春休みには、幼児曲の伴奏の課題を数曲課しますので、練習しておいてください。


◆成績評価方法と評価基準◆
毎時間の取り組みと音楽実技試験で評価。Ⅲグレード以上修了すること。単位取得に必要な出席時数は、授業時数の3分の2以上。素点50点満点(30点以上合格)。基礎理論・声楽の素点と合計し評価。

◆テ キ ス ト◆
鷲見五郎著『やさしくたのしいピアノメソード 改訂版』共同音楽出版社(全員が用意する)。
『全訳バイエルピアノ教則本』全音楽譜出版社(他出版社は問わない。全員が用意する)。


◆連絡先(メールアドレス)◆
E210研究室 suzukis@shiraume.ac.jp