白梅学園 授業概要(シラバス)2010 |
サブタイトル | 日本の消費社会の形成と発展 | 担当者 | 開講時間 | 授業形態 | 単位数 | ||||||||||||||||||||||||||||||
授業科目名 | 歴史学 | 八田 恵子 | 後期 | 講義 | 2 | ||||||||||||||||||||||||||||||
◆授業科目の目的◆ 歴史が好きで豆知識を増やすことが面白いと思う人、また逆に中学、高校で学習した暗記中心の歴史に拒否反応を示す人それぞれいると思います。しかし学問としての歴史学はそれほど底の浅いものではありません。この科目では近代日本が歩んできた道をたどり、現在の国家や社会そして自分自身が形成されてきたことを認識し、これからの国家や社会のありようを考えられるようになることを目的とします。 ◆授業科目の到達目標◆ ・歴史の学習とは年代や歴史事項の丸暗記であるという観念を打ち破る。 ・歴史学とは変化をとらえるものであることを認識する。 ・現在の自己の存在が歴史的に形成されてきたものであることを実感できるようになる。 ・歴史的視点から現在の国家や社会を考察できるようになる。 ◆授業の概要(テーマ)◆ 初回から第3回までは歴史学とはどのような学問なのか、歴史学の目指すものや方法論を学んだ後、日本の近現代史の姿を概観します。第4回からは第3回までの学習を意識しつつ、個別のテーマである消費社会の歴史を見ていきます。消費社会の出発から到達点である大衆消費社会の形成までを追いかけ、最後に私たちの暮す大衆消費社会がどのような問題を抱えているのかを明らかにします。 ◆授業計画と授業内容◆
◆事前・事後学習のアドバイス◆ 授業では毎回プリントを配布します。授業中そこに補足事項をメモすることになりますが、時間がたつと何をメモしたか分からなくなるので、授業後すみやかにメモ書きを整理すること。その際、重要語句の意味、その語句が歴史の流れに沿って理解できているか確認しながらノートに概要をまとめ直すことを勧めます。この時点で分からなくなっていたら次回の授業で質問をして確実に明らかにしてください。 ◆成績評価方法と評価基準◆ 学期末のレポートの成績(80%)と平常点(20%)で評価します。レポートは論文形式で歴史の流れが記されているか、平常点は小テスト及び積極的な授業態度、授業妨害の有無、出欠状況などで判断します。 ◆テ キ ス ト◆ 特に定めません。毎回プリントを配布します。 ◆連絡先(メールアドレス)◆ 授業後、しばらく講師控室にいます。質問、連絡等があればそこで受けます。 |