白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 生活支援技術実習(被服) 中西 希和 前期 実習
◆授業科目の目的◆
 快適な衣生活を送るためには、繊維や布地の種類やそれぞれの性能に適した利用方法、また衣服の選択、管理方法や手入れについての知識や技術が求められる。
 この実習では、衣生活において必要な知識や技術を習得することにより、介護者が高齢者や障害者のための健康で快適な衣生活のあり方を考え、実践できる能力を養うことを目的とする。


◆授業科目の到達目標◆
①手芸制作により、裁縫の基本的な技術や作る喜びを習得する。
②衣生活に必要な知識や技術を習得し、実生活において応用できること。


◆授業の概要(テーマ)◆
 自立に向けた家事介助を踏まえ、洗濯・裁縫、衣類・寝具の衛生管理などを理解し、実践できるようになるための技術を身につけていく。
1.新しい素材やユニバーサルデザインによる衣服選びについて学ぶ。
2.着ることの喜びやいくつかの手芸制作により作る喜びを習得する。
3.素材の種類や性能、衣服の管理についての調査、実習を行う。


◆授業計画と授業内容◆
1.衣生活に役立つ被服とは(被服によるユニバーサルデザインとはどのようなものがあるか)
2.クマ、犬、うさぎ、ねずみ等のパペット制作(裁断)
3.パペット制作(手・耳)
4.パペット制作(顔)
5.パペット制作(耳付け・手付け)
6.パペット制作(顔・胴体付け)
7.パペット制作(綿入れ・仕上げ)
8.ミニ・アームカバー
9.布の種類(繊維、性能、素材収集)
10.繊維製品の表示、調査
11.衣服整理、洗濯、しみ抜き実習
12.被服の役割について(レポート)


◆事前・事後学習のアドバイス◆
裁縫道具の準備をお願い致します。

◆成績評価方法と評価基準◆
制作作品提出、レポート、出席

◆テ キ ス ト◆
配布プリント使用

◆連絡先(メールアドレス)◆