白梅学園授業概要　【望月　彬也】

サブタイトル

担当者

開講時間

授業形態

単位数

授業科目名

介護の基本IV

望月　彬也

後期

講義

２

◆授業科目の目的◆
リハビリテーションは、広義には障害のある人々の主体性、選択性、自己実現を尊重し、機会均等、社会参加を目指した「全人間的復権」を示すものです。リハビリテーションサービスには医学的、教育的、職業的、社会的ビリテーションなどの分野があります。医学的リハビリテーションは、介護の前置主義として位置づけられ、介護予防、生活支援のためにも極めて重要な役割をもっています。介護福祉士にとって必要なリハビリテーションと障害に関する基本的な考え方、サービス体系のあり方、さらにそれぞれの障害に対するリハビリテーションの係わりかたなどを学習します。

◆授業科目の到達目標◆
・リハビリテーション関連の基本用語の意味を理解します。
・リハビリテーションの基本的な考え方を理解します。
・リハビリテーションサービスと介護サービスの関係を理解します。
・障害とリハビリテーションの関係を理解します。

◆授業の概要（テーマ）◆
リハビリテーションは、広義には障害のある人々の主体性、選択性、自己実現を尊重し、機会均等、社会参加を目指した「全人間的復権」を示すものですが、まずその基本的な考え方を理解します。リハビリテーションサービスをどのように実施しているか、高齢化による機能障害、身体障害（肢体障害、感覚機能障害、高次脳機能障害）を起こす各疾患などについて理解します。地域リハビリテーションの目標と考え方について考えます。

◆授業計画と授業内容◆

１.	リハビリテーションとは
２.	ノーマライゼーションの理念
３.	国際生活機能分類について
４.	リハビリテーションにかかわる諸制度の動向
５.	高齢者保健・医療・福祉
６.	障害者の保健・医療・福祉
７.	リハビリテーションの種類
８.	リハビリテーションにかかわる専門職
９.	リハビリテーションチーム
10.	リハビリテーションチームアプローチの必要性
11.	ＩＡＤＬとリハビリテーション
12.	地域リハビリテーションの目標と考え方
13.	地域リハビリテーションの諸サービス
14.	地域リハビリテーションのシステム
15.	終末期リハビリテーション

◆事前・事後学習のアドバイス◆
事前学習は、授業内容と関連する教科書の頁を読み、どのような専門用語が使われているか、またその意味を調べておく。

◆成績評価方法と評価基準◆
教場試験の成績と平常点による

◆テキスト◆
最新介護福祉全書別巻２　リハビリテーション論　　(株)メヂカルフレンド社

◆連絡先（メールアドレス）◆