白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 生物学 橋本 みのり 前期 講義
◆授業科目の目的◆
地球上には様々な生き物が生きている。その生物とはどのようなものか、そして生物の生命はどのような仕組みによって成り立ち、周囲の環境とむすびついているのだろうか。人間を含む様々な生物の不思議さと巧妙さを学び、“生命”について考える。

◆授業科目の到達目標◆
教養としての生物に関する基礎知識を学ぶ。
様々な生物の生命活動とその維持について学び、人との共通点や相違点を知る。
生物が生きるための自然環境はどうあるべきかを考える。


◆授業の概要(テーマ)◆
この講義では、保育や福祉に関わる人としての生物に関する基礎知識を学ぶ。
まず、“生物”とは何か、生命とはどのようなものか、次にそれらが生きるために行う活動や次世代へ生命をつなげていくための仕組みを学ぶ。そして、生物とそれを取り囲む環境との関係はどうあるべきかを考える。


◆授業計画と授業内容◆
1.生物の世界(1) 生物の定義・生命とは
2.生物の世界(2) 環境とは・環境と生命のつながり
3.生物の多様性  種とは何か  多様性とは何か  地球上での生物の分布
4.環境と生物  生物が棲む環境  環境に合わせた生活様式
5.生物のを形づくるもの(1)  細胞とその役割  
6.生物を形づくるもの(2)  生物を構成する物質や元素
7.植物と動物  その違い  植物と動物の関係
8.植物の世界  植物の形・色・環境への反応
9.動物の世界(1)  行動・環境への反応・種間関係
10.動物の世界(2)  恒常性の維持・生体防御
11.個体と種の存続~遺伝のしくみ~(1)  遺伝をつかさどるものt
12.個体と種の存続~遺伝のしくみ~(2)  親子関係  種の繁栄とは
13.環境と生命(1)  環境問題と生物
14.環境と生命(2)  未来への生物・生命の存続の意味と保全方法
15.筆記試験・全体のまとめ


◆事前・事後学習のアドバイス◆
生物学はとても広い範囲にわたる学問です。
講義で学ぶことだけにとどまらず、新聞やメディアで取り上げられる生物に関する情報に関心を持つこと、
また、興味や疑問をもった事柄について、自ら調べてみることが大切です。


◆成績評価方法と評価基準◆
筆記試験・レポートの提出状況・レポートの内容・授業への参加状況
これらを総合的に判断する。


◆テ キ ス ト◆
授業時に必要に応じてプリントを配布する。

◆連絡先(メールアドレス)◆