白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 小児保健・精神保健演習 小林美由紀、尾久裕紀 前期 演習 (2)
◆授業科目の目的◆
小児保健・精神保健の研究方法を用いて、子どもの全体像を把握することを身に付ける。
子どもの健康について、時代の変遷や社会との関連も考えながら、把握する。
また、子どものメンタルヘルスや親や保育者・教師などへの支援のあり方を臨床心理学や精神医学など
を基本の学問として、さらに学際的な立場からも検討する。


◆授業科目の到達目標◆
毎回の授業では参加者は指示されたあるいは自主的な勉学や調査の成果を持ち寄る。
小児保健・精神保健の基本的文献を理解し、検討できるようになる。


◆授業の概要(テーマ)◆
本演習では、子どもの健康と子どもをとりまく人々の健康について、小児保健・精神保健の観点から
多元的、実践的な視点で検討する。
具体的事例から考察が行えるようなコースワークを行う。(オムニバス方式/全15回)
第1〜7回を小林担当、第8〜14回を尾久担当、第15回は小林・尾久担当


◆授業計画と授業内容◆
1.演習参加者の子どもの健康に関する関心を聞き取り、小児保健の研究の状況を講義する。
2.文献講読と討論 第1回目
3.文献講読と討論 第2回目
4.文献講読と討論 第3回目
5.文献講読と討論 第4回目
6.文献講読と討論 第5回目
7.文献のまとめと研究主題における位置づけについての全体的な討議
8.演習参加者の子どものメンタルヘルスや保育者の精神衛生に関する関心を聞き取り、精神保健の研究の状況を講義する。
9.文献講読と討論 第6回目
10.文献講読と討論 第7回目
11.文献講読と討論 第8回目
12.文献講読と討論 第9回目
13.文献講読と討論 第10回目
14.文献のまとめと研究主題における位置づけについての全体的な討議
15.これまで扱った文献と討論を振り返り、小児保健・精神保健の研究仕法について討議


◆事前・事後学習のアドバイス◆
小児保健・精神保健の文献を英語論文も含め、比較検討をできるだけ行う。

◆成績評価方法と評価基準◆
毎回の出席と発表や討論への参加、及び最終レポートを総合的に評価する。

◆テ キ ス ト◆
特に定めない。参考文献は、その都度紹介する。

◆連絡先(メールアドレス)◆
miyuki@shiraume.ac.jp