白梅学園 授業概要(シラバス)2010
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 世代間交流論演習 草野 篤子 前期 演習
◆授業科目の目的◆
博士論文のためのデータ収集と分析を中心とし、その分析をどのように行うかを理解する。またテーマとの関連で適切かどうかの検討を行い、随時修正していく。

◆授業科目の到達目標◆
世代間交流研究の手順や進め方を身につけることを目的とする。特に、子ども、青年、壮年世代、高齢者、障害児・者の家族、園・学校、地域に御超える人と人とのふれあいについて、その基本的あり方ともに、社会福祉学、社会学、心理学、医学など学際的な学問の成果を総覧し、自らの研究主題について関連する研究をレビューする。実践的、臨床的な研究アプローチを含めた多様な方法論を知り、その特定のものについて習熟し、その方法論を習得する。

◆授業の概要(テーマ)◆
本演習では、子ども、青年、壮年世代、高齢者、障害児・者などの世代間交流について、家族・学校・地域などを中心とした、社会福祉学、社会学、心理学、医学など学際的な知見や方法論を駆使して、コースワークを行う。関連したテーマの先行研究をレビューし、そのレビューに基づいた論文作成の方法を修得する。

◆授業計画と授業内容◆
1.演習参加者の関心や、問題意識を聞き取り、今後読むべき文献を決定するとともに、担当教員が、この分野の研究状況を講義する
2.参加者の研究主題に沿っての研究レビューについて、どのような雑誌や書籍を総覧し、まとめるのかの計画を立てる
3.文献を順次講読する。参加者は担当箇所を報告するとともに、関連する文献を読んでまとめてくる(文献講読、第1回目)
4.文献講読、第2回目
5.文献講読、第3回目
6.文献講読、第4回目
7.文献のまとめと位置づけについての全体的な討議
8.参加者の研究主題について、特にその研究方法に焦点をあて、講読する文献の計画を立てる
9.研究方法に関して、担当教員が講義し、文献を紹介する
10.担当教員が紹介した研究方法に関する文献を参加者全員で講読および議論する
11.各自の研究主題に関連した文献を順次講読する(文献講読、第5回目)
12.文献講読、第6回目
13.文献講読、第7回目
14.文献講読、第8回目
15.これまで扱ってきた文献と議論をふりかえり、参加者が世代間交流論の学問としてのあり方を提示し、討議する。


◆事前・事後学習のアドバイス◆
毎回、自分たちで集め調べたデータや文献情報とそれに基づく分析や計画を発表することが必要である。

◆成績評価方法と評価基準◆
発表、質疑、討論への参加および最終レポートを総合的に評価する。

◆テ キ ス ト◆
学生と相談して定めたい。
参考書:Journal of Intergenerational Relationships 各号。
その他は、その都度指示する。


◆連絡先(メールアドレス)◆