白梅学園 授業概要(シラバス)2010 |
サブタイトル | 集中講義 | 担当者 | 開講時間 | 授業形態 | 単位数 | ||||||||||||||||||||||||||||||
授業科目名 | 子ども環境学 | 仙田 考 | 後期 | 講義 | 2 | ||||||||||||||||||||||||||||||
◆授業科目の目的◆ 子どもと環境との関係、その発達過程と育成に必要な環境のあり方を論ずる。今日の子どもたちを取り巻く環境の激変が、未来を担う子どもたちに与える影響を考察し、その課題を整理した上で、子どもに活力を与える社会環境の構築に必要な要素を検討する。子どもの視点から見た環境問題の捉え直しを横断的・学際的に検討する。子ども環境の専門家を招き、幼保の現場へ訪れ、実践や調査の話を伺う機会も持つ。 ◆授業科目の到達目標◆ ・子どもと環境との関係を理解する。 ・子どもの発達に寄与する環境のあり方を理解する。 ◆授業の概要(テーマ)◆ 環境デザインとは何か、そして子ども環境学とは何かからはじめ、とくに子どもの遊び環境を中心的に取り上げながら、遊び空間の在り方、住まいの問題、安全な環境づくり、幼児施設、学校、児童館・子ども博物館などの地域施設の現状などについて検討を進める。その上で、子どもの参加しやすい、いやし機能を備えた子どものための街・都市づくりを展望する。 ◆授業計画と授業内容◆
◆事前・事後学習のアドバイス◆ 児童館や公園など子どもの施設に足を運んで、実際のこども施設がどのように作られ、使われている状況などを観察しながら、年齢や都市環境に応じどのようにあるべきかを考察してほしい。 ◆成績評価方法と評価基準◆ 子どもと環境の関係性に対して理解を深めていただきたいと思っています。座学とともに、各専門家の話や議論、幼稚園・保育園現場の見学等を通して、子どもにとってよい環境とはなにか、考えてほしいと思います。 ◆テ キ ス ト◆ テキストではなく参考図書を挙げておきます。子どもとあそび(岩波新書)、幼児のための環境デザイン(世界文化社)、環境デザインの方法(彰国社)、環境デザイン講義(彰国社) ◆連絡先(メールアドレス)◆ |