白梅学園 授業概要(シラバス)2009
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 保育内容 環境 木村 歩美 前期 演習
◆授業の到達目標・テーマ◆
子どもの育ちに関する今日的課題を意識しつつ、保育者として、子どもたちが育っていくための環境の在り方をどう捉えどう整備していったらよいか、自ら積極的に考えていく保育者として生きていくための基礎を培う。

◆授業計画と授業内容◆
1.保育における環境とは
2.春を探しに -自らが季節を感じることの大切さ-
3.子どもと自然環境 -自然との出会いと子どもの育ち-
4.子どもと園庭環境 -園庭の役割とその整備-
5.園庭をデザインしよう
6.子どもと室内環境 -園舎内の環境-
7.室内をデザインしよう
8.子どもと地域環境 -プレーパークや遊び場など-
9.子どもとメディア環境 -ケータイ・ゲーム・ビデオなど-
10.保護者とのかかわりと環境 -保護者とともに創る保育-
11.発信を通しての環境づくり -おたより作りを中心に-
12.夏を探しに -初夏の魅力を保育にいかす-
13.卒園を控えた子どもと環境 -“小学校”をどう捉えるか-
14.先人たちに学ぶ環境 -明治期の文献に学ぶ-
15.まとめ


◆事前・事後学習のアドバイス◆
事前学習:各授業のテーマについてのイメージを持って参加してください。参考書を事前に紹介する場合は、ぜひ読んでの参加をお願いします。
事後学習:日常の生活におけるひとやもの、こととの出会いを子どもの育ち(自分自身の育ち)と結びつけて考えてみてください。


◆成績評価方法と評価基準◆
出席と授業への取り組み姿勢、レポート、期末試験

◆テ キ ス ト◆
『子どもの育ちと環境 ―現場からの10の提言―』 ひとなる書房

◆参 考 書◆
講義の中で紹介します。

◆担当教員から一言◆
子どもや保護者、地域の人たち、そしてスタッフと一緒になって保育環境について考えたり整備したりすることの楽しさを感じることのできる保育者になっていってほしいと思います。