白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 地域福祉論
担 当 者 山路 憲夫 開講時期 前期
授業形態 講義
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 90年代後半から本格的に始まった社会福祉基礎構造改革は、利用者本位の福祉の確立と共に、地域福祉の推進を柱とする。自立して生活することが難しい個人、家族に地域で自立して暮らせるように必要な援助をする。そのために必要な在宅サービスを提供し、それを支えるネットワークを作る。それが地域福祉の役割です。具体的にそれをどう進めていくのか。単なる論の講義ではなく、できるだけ地域福祉の実際を知る。じかに地域福祉を担う行政や社会福祉協議会関係者、子育てや障害者支援に取り組むNPO関係者らに来てもらい、その実践に触れ、議論する機会もできるだけ設けたい。

◆授 業 計 画
第1回 地域福祉の動向と課題
第2回 現代社会におけるコミュニティと地域社会
第3回 現代社会と地域福祉
第4回 地域福祉の構成
第5回 地域福祉の推進方法
第6回 地域福祉の機関
第7回 地域福祉の実践例
第8回 地域福祉の実践例
第9回 ボランティアの推進とNPOの組織化
第10回 子育て支援のNPO報告
第11回 障害者福祉のNPO報告
第12回 地域福祉計画と財政
第13回 地域福祉計画・東村山市や小平市の取り組み
第14回 地域における福祉活動・援助技術
第15回 地域福祉推進の課題と展望


◆成 績 評 価
 出席と試験、レポート

◆テ キ ス ト
 山路憲夫ら編著「地域福祉論」(第一法規)

◆参 考 書


◆担当教員から一言
 あなたたちが福祉の専門職として仕事に就いた場合、活用できる地域福祉の資源、制度を理解し、同時に、地域 福祉に真剣に取り組む人たちの情熱、思いも知ってほしい。