白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 形態別介護技術III(知的障害・精神障害) 精神障害者の介護、知的障害者の介護
担 当 者 土川 洋子 開講時期 前期
授業形態 演習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 精神障害者、知的障害者の生活や社会復帰の現状を正しく理解し、障害を持ちながらも普通の暮らしができるための本質的な介護や、支援のあり方をまなぶ。

◆授 業 計 画
 精神障害者、知的障害者に対する社会の差別偏見は皆無とはいえない状況のなかで、社会復帰や 生活の自立支援にむけての介護やサポートのあり方を多方面から学ぶ。障害のある人々が地域で生活していくために、介護福祉士の支援は不可欠であるものの、未だその体系は確立していない。本講座では、テキストの他に当時者の方々の話や、ビデオ、参考資料などにより、介護福祉士の支援のあり方を考えていく。特に当時者の体験を伺い、レポートすることは、学生個々の認識と理解を深めていくことに役立つと考えており、多様な体験談を伺える機会を予定している。

 「授業予定」
1 精神障害者社会復帰施設の概況
2 精神保健の基礎知識
3 精神障害入門 1
4 精神障害入門 2
5 精神障害入門 3
6 精神障害者への援助 1
7 精神障害者への援助 2
8 精神障害入門 4
9 知的(発達)障害入門 1
10 知的(発達)障害者への援助 1
11 知的(発達)障害者への援助 2
12 精神障害・知的(発達)障害者の権利擁護システム
13 知的(発達)障害入門 2
14 対人援助職に求められる自己理解
15 まとめ(テスト)


◆成 績 評 価
 平常点(出席確認)と筆記試験 およびレポート

◆テ キ ス ト
 新版 介護福祉士養成講座14 形態別介護技術 福祉士養成講座編集委員会 編、中央法規出版
 (1年次に購入したもの)


◆参 考 書
 授業中に順次紹介する

◆担当教員から一言
 知らないこと、誤解していることには、真摯に理解しようと向きあうことが大切です。ともに体験し、実感していく中で、介護者として支援する意味を考えて下さい。