白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 カウンセリング
担 当 者 川島  眞 開講時期 前期
授業形態 講義
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 この授業は大きく2つのねらいをもちます。一つはカウンセリングの種類や方法、およびそれらが基づいている人間観の学習です。もう一つはカウンセリングが現代社会とどのような関わりをもち、どのような役割を担っているかなどについての理解を深めることです。これらを通して、カウンセリングの基本的な考え方や必要性などを学んでください。

◆授 業 計 画
 第1回 授業紹介/カウンセリングとはなにか
 第2回 カウンセリングの種類と方法
 第3回 精神力動的心理療法
     フロイトの精神分析理論
 第4回 精神力動的心理療法の方法
 第5回 行動療法
     行動療法の考え方と方法
 第6回 行動療法から認知行動療法へ
 第7回 人間性心理療法
     クライエント中心療法-ロジャースのパーソナリティ理論-
 第8回 クライエント中心療法の方法
 第9回 クライエント中心療法の実際
 第10回 その他の心理療法
 第11回 現代社会におけるカウンセリング
     カウンセリングの必要性と役割
 第12回 治療的カウンセリングと開発的カウンセリング
 第13回 福祉分野におけるカウンセリング
 第14回 カウンセリングと資格
 第15回 まとめ


◆成 績 評 価
 出席と平常課題、期末試験を総合して成績評価を行います。平常課題とは原則として毎回の授業時に実施するミニレポートのことです。

◆テ キ ス ト
 特に使わず、プリントと資料を配付します。

◆参 考 書
 金子・神田・鈴木・川島「心の科学」河出書房新社
 その他、授業時に必要に応じて紹介します。


◆担当教員から一言
 単に出席して講義を聴くだけではなく、平常課題を通してカウンセリングや現代社会について考えてみるという姿勢をもってください。