白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 卒業研究プレゼミ
担 当 者 荻野 七重 開講時期 前期
授業形態 演習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 心理学科での学習のまとめとして、グループ別の課題に取り組み、一つの研究を完成することを目指します。課題としては、記憶の問題をとりあげます。プレゼミはその前半の課程として、専門的知識を深めることを目的として授業を行います。

◆授 業 計 画
 この授業は、後期の卒業研究につながります。

 1年生後期の「認知心理学」で、記憶についていろいろな実験や理論を見てきました。

 15回の授業を通して、前期の「卒業研究プレゼミ」では、記憶についての基礎をもう一度見直し、その上で、授業ではほとんど触れなかった「場所の記憶と行為の記憶」についての学習会をします。

 学習会は文献研究が中心です。「場所の記憶と行為の記憶」を取り上げた論文を、メンバーで分担して講読します。

 これらの知識を得た上で、自分たちなりに実験を考えて行ってみるのは面白いと思います。それを後期の「卒業研究」の課題とします。


◆成 績 評 価
 平常点と期末に提出するレポートで評価します。

◆テ キ ス ト
 テキストはありませんが、文献講読でたくさんの論文を読むことになります。

◆参 考 書
 授業の中で示します。

◆担当教員から一言
 昨年度は「展望的記憶」の研究の文献購読で、わからないことも多く、苦労しました。
 しかし、後期の実験の基礎をかなり良く固めることができました。二匹目のドジョウを狙います。