白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 形態別介護技術 肢体不自由・老人
担 当 者 森山千賀子・松下かほる 開講時期 前期
授業形態 演習
単 位 数 (4)
◆授業のねらい及び学習教育目標
 ≪森山≫
1.肢体不自由(運動機能障害)の原因となる主な疾患を理解する。
2.身体が動かないことと動かせないことの違いを理解する。
3.日常生活援助を行ううえでの援助の視点や援助関係のありようなどを学ぶ。
 ≪松下≫
●高齢者の身体的 精神的な特徴を、社会的背景をおさえつつ把握していく。
●上記を受け、高齢者の介護の基本的理念、介護方法の基本を理解していく。


◆授 業 計 画
 ≪森山≫前期課程のなかで、8回の授業の授業が行われる。肢体不自由者の現実的な理解を深めて行きたいので、ビデオなどの視聴覚教材を多く活用した授業を行う。関連して知的障害・重複障害者への介護についてもふれる予定である。
1.肢体不自由(運動機能障害)とは
2.脳性麻痺・進行性筋ジストロフィーのある方への介護
3.脊髄(頸随)損傷のある方への介護
4.脳卒中者・運動機能障害のある高齢者への介護
5.慢性関節リウマチ・パーキンソンのある方への介護
6.頭部外傷などによる高次脳機能障害のある方への介護
7.知的障害・重複障害者のある方への介護
8.まとめ
 ≪松下≫
1.高齢者介護の基本的な考え方
  ①高齢者の生きてきた時代を知る。(自分の生活歴と比較しながら)
  ②加齢による変化、生活の特徴
2.虚弱高齢者の基本的な理解と介護
3.ねたきり高齢者の基本的な理解
4.ねたきり高齢者の介護
5.認知症高齢者の基本的理解
6.認知症高齢者の介護、家族への支援
7.事例検討。まとめ


◆成 績 評 価
 ≪森山≫筆記試験、出席状況、平常点による総合評価
 ≪松下≫筆記試験、レポート、平常点による総合評価


◆テ キ ス ト
 新版 介護福祉士養成講座14『形態別介護技術』中央法規

◆参 考 書
 ≪森山≫授業のなかで随時紹介する
 ≪松下≫『愛する人たちへ』松村正希・藤居眞共書 中央法規
 また、授業の中で随時紹介します


◆担当教員から一言
 ≪森山≫各教科の特性と連動性を意識しながら、各々の授業に臨んでください。
 ≪松下≫分からない事、疑問に思ったことは、必ず書きとめ言葉に出してください。共に学びましょう。