白梅学園 授業概要(シラバス)2007
授業科目名 介護技術
担 当 者 森山千賀子・長谷川陽子 開講時期 前後期
授業形態 演習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 高齢者や障がいのある方がその人らしく快適に生活し、さらに可能性を拡げるための援助である介護の技法・技術の習得を図る。

◆授 業 計 画
 私たちは日々、基本的な日常動作を駆使しながら生活を営んでいる。まずはその日常的な活動に即した動作の原理を理解しながら、介護の基本技術(技法)を習得する。
 授業は、前期45回・後期15回で計60回行われる。前期の前半では、食事・清潔・排泄・衣類の選択と着脱介護などにおける基本技術を、単元ごとに分けて数回ずつ行い、前期の後半では、日常的に行われる生活動作を組み合わせ内容の授業を展開する予定である。
 後期は、視聴覚教材なども活用しながら、在宅での介護技術、障がい特性に応じた介護技術、福祉用具の使用方法等を紹介し、また他教科と連動させながら、利用者の生活の全体像が捉えられるような授業を展開する予定である。
 1.介護を必要とする人々の生活を理解する。
 2.日常生活援助における介護の基本技術(技法)を習得する。
  1)コミュニケーション
  2)観察
  3)住居環境の整備
  4)食事・清潔・排泄・衣類の選択と着脱
  5)社会生活の維持拡大:姿勢・移動の動作
  6)安全・安寧の技法
  7)医療上の対応と介護
  8)緊急事故時の対応
 3.家族支援・在宅介護のための介護技術
 4.疾患・障がい特性に応じた介護技術
 5.福祉用具の活用と使用方法
 6.記録・報告と介護
 7.介護過程の展開
 8.終末期の介護


◆成 績 評 価
 筆記試験、実技試験、レポート、平常点による総合評価

◆テ キ ス ト
 介護福祉士選書15 『新版 介護技術』 編著:糸沢克枝・佐々木美奈子・本名靖 建帛社

◆参 考 書
 授業で紹介する

◆担当教員から一言
 前期は週3回、介護技術の授業が組まれています。授業ごとに新たな介護技術が展開されますので、体調に気をつけて臨んでください。